こんな話も書いてましたね。
こんばんはー。
今日も遅めの投稿です。
広島が勝って、巨人が負けて道立首位に並ぶところを見ようとDAZNを見ていたら、重信が逆転2ランと打つもんだから長引いてしまいました。
そんな前置きは置いといて、今日のも9年前に書いた台本です。
これ懐かしいなーと思いまして。
このオチの部分を考えて、そこに持っていくストーリーを考えてという書き方でしたね。
僕のスタイルとしてはあまりしない書き方です。
しかもこれあまりうまく出来ていないし、そもそもそのオチの部分も全然新しくないですしね。
まあそのあたりに注目してご覧下さい。
本日は見出し画像なしで。
ー・ー・ー
『夢の国』
ナレ: 男 :
ナレ 「とある時代の、とある国での話。その国に住むその男はある大きな 野望を抱いていた・・」
男 「この国は最低だ。国を治める国王の独裁ぶりは目にあまる。それな のに俺も含めすべての国民は、何も出来ずただ黙ってそれに従うこ としかできないのだ。
過酷な労働をしいられても報酬なんて僅かなものだ。身分の低い国 民はろくに食べる事もできず、人知れず命を落すものも少なくな い。
こんな生活もうまっぴらだ!俺はこんな腐った国で一生を終えるつ もりなんてねー!
海のむこうに見える、あの島に行くんだ。こんな国抜け出してあの 遠くに浮かぶ、夢の国とよばれるあの場所に必ずたどり着いてみせ る!
ナレ 「男はその思いを心の支えに、来る日も来る日も苦しい生活を耐え忍 び、この国から脱出する計画と準備をすすめた。
しかし、それはそう簡単な事ではなかった。もし失敗したら国王に 背く行為と見なされ即刻命を奪われる事になる。文字通り命がけの 闘いだった」
男 「しくじった時はそれまでだ。何もせずずっとここにいるよりはまし だ。だが必ず成功させてみせる!計画も準備も万全だ。あとは運を 天にまかせてその時を待つだけだ。大丈夫だ、絶対にあそこへ、あ の夢の国にいける!」
ナレ 「長い年月を重ね、用意周到に進めた計画をいよいよ実行するその時 が訪れた。灯りひとつない真夜中の闇に身を隠し彼は動きだした。 息を殺し忍び足で町を抜け出し森の中へ。道とはよべない程の獣道 を駆け抜け、猛獣の気配に怯えながらも海へと続く道をひたすらに 走った。木の枝ですりむいた傷や乱れきったその呼吸を整える間も なく、用意していた小さな船に飛び乗り力の限り夢中でこぎだし た」
男 「はは、ははは。はははは。やった、やったぞ。やったー!俺は自由 だー!!ははは」
ナレ 「彼は興奮と披露で、しばし我を失いながらもまっすぐに夢の国へと 向かっていた。どれぐらいの時間が流れただろう。気付けば自分の いた国が小さくなっていた。そしてついにあの夢の国が大きくなっ てきた」
男 「よし、もう少しだ、もうすぐそこだ。おーい!おーい!ははは、 おーい!」
ナレ 「それを見つけたその夢の国の住民達はこう言った『おい、夢の国か ら誰か来たぜ』と」
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というやつでした。
何かありがちな話ですよね。
隣の芝生は青い、ですね。
また明日も何か載せますね♪