トム・ロッキャー 「ポジティブに捉えよう」
ルートン・タウンのキャプテン、トム・ロッキャーは、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンとの一戦に負けたものの、この経験から多くのポジティブなことを得るだろうと語る。
「決して楽な試合ではなかったけど、僕たちは十分に戦えた」と、ウェールズ代表DFは土曜日の試合について語った。ブライトンの終盤の2ゴールにより、4-1というスコアになり、ハッターズにとっては厳しい初戦となった。
「受け入れるのは難しいが、このレベルの選手たちには与えてはいけないミスをしてしまった。ストライカーたちは、どのチャンスでもスコアシートに載るために全力を尽くしている。だからギフト包装されたプレゼントボールを逃すことはない、彼らはそれをほっとくわけがないんだ」
ブライトンは36分にソリー・マーチのゴールで先制。その後ロッキャーがボックス内でジョアン・ペドロを倒したと判断され、ペナルティースポットから2点目を決めるまで、ブライトンは71分も待たなければならなかった。
「ペナルティは信じられないほどソフトだと思った。なぜ主審が実際にペナルティを与えたのか分からない。腕が高かったのかもしれないが、それとは別に、彼(ジョアン・ペドロ)は僕に滑り込んできた」とロッキャーは語った。
「そうは言っても、僕らもPKを得た。それで相殺ってこと?分からないね」
ライアン・ジャイルズのクロスが肘に当たってシーガルズのキャプテン、ルイス・ダンクに当たり、ハッターズはペナルティを得た。ルートンのストライカー、カールトン・モリスが冷静に自身とハッターズのプレミアリーグ初ゴールを決めた。
「彼にとって、プレミアリーグ初ゴールを決めたのは素晴らしいことだ。僕たちはカールトンの強さを知っているし、 彼は素晴らしい選手だよ。ただ、あと1,2点は取れたと思う、その点は少し不運だったと思う。相手にとってずっと脅威を与えていたし、チームはシーズンを通して彼を必要とするだろう。ゴールだけでなく、オフザボールでの仕事量もそうだ。そういう意味でも、彼が(プレミアリーグ初ゴールの)口火を切ってくれたのはとても嬉しいことだ」
ロッキャーは土曜日、初めてプレミアリーグの試合でタウンのキャプテンを務めた選手として歴史を刻んだ。チャンピオンシッププレーオフ決勝でウェールズ人選手が8分に倒れ、担架で搬送され、その後心臓手術を受けたことを考えると、さらに驚くべきことだ。
「(プレミアリーグでチームのキャプテンを務めるのは)特別なことだけど、今日の結果についてはやはり少し悔しい。結局のところ、チームとして試合に勝つためにここにいるので、キャプテンマークをつけているかはあまり重要ではない」
「でも、そうだね、最高のステージでファンの前でプレーすることができて本当にそれは良かったし感謝している。昨シーズンの終盤、昇格は無理かもしれないと思った時もあったからね」
「心臓は良好だ。最後のほうは足にきたよ」
ロッキャーと彼のチームメイトたちは、次の試合(8月25日金曜日、アウェーでのチェルシー戦)まで約2週間あるが、ルートン のスキッパーは一度期間を置くことがプラスになると考えている。
「プレミアリーグがどんなものなのか、僕らの多くは知らなかったが、今は初戦が終わり、さらに前に進むことができる。僕らはミスから学ばなければならない。また(ブライトン戦で)多くのポジティブな点を得ることができた。(次戦まで)少し時間があるし、いろいろなことに取り組めることになったのは良かったと思う。フィットネスも向上しているし、もう一段階上のレベルに行けると思う。最後には少し疲れてきて、全体的に疲れが見えてきたので、この期間が僕らに有利に働くかもしれない。チェルシー戦までにしっかりと2週間を過ごすことができると思う」
ロッキャーの最後の言葉は、90分間ずっとチームを応援し、試合終了のホイッスルが鳴るまで拍手を送った3,001人のルートンファンのために。
「最後までファンの姿が見えた。彼らと築いている信頼関係は信じられないほど強い」とロッキャーは笑顔で語った。「今年も彼らが必要になるだろう、単純なことだけど、僕らと一緒にいてくれる、それについて何の疑問も持っていない。このクラブのドアをくぐって以来、彼らは素晴らしかったし、それがこれからも長く続くと良いと思っている」
「簡単な道のりではないことを分かっているけれど、僕らが毎週100パーセントの力を見せれば、彼らは共にいてくれるだろう。それがこのチームの基礎だ、それについては何の疑いもない」
参照元:LutonTown FC Official Website
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