きっとこれからもずっと音楽が好き。
今日は所属しているアカペラサークルで演奏するKpopメドレーの編曲をした日だった。Kpopをアカペラに落とし込む作業は本当に大変。たった4小節に3時間も4時間も使った気がする。エントリーシートは1時間でギブアップしたのに、やっぱり音楽は楽しい。
私の人生において音楽は本当に大きいものだと思う。気づいたらピアノ教室でカスタネットをたたいていたし、車の中ではドラえもんの歌を熱唱していた。中高吹奏楽部にはいってフルートに本気になってフルーティストを目指しかけたし、歌が苦手ながらアカペラサークルに入って世界が広がった。
友達が「透明な壁はない。音は自由だ」と書いていたのをたまに思い出す。練習すればするほど、うまくなればなるほど、自分の音がぐんぐん飛んでいく気がする。照明が当たったステージ上からの客席が本当にきらきらしている様子だとか、きっとキラキラしている私の瞳だとかを想像で「みて」勝手にワクワクしてしまう。歌っているときの、拍手をもらっているときの、伝わったときの快感がたまらなく好きだ。
音は消しゴムで消せない。つまり、書けない。残せない。だからこそ、同じ空間を共にすることが本当に大切で、尊いことだと思う。
今も、消しゴムで消せない芸術を楽しみながら文字を入力している。雨の音とジャズのマリアージュはまたまた最高で嬉しくなってしまう。
きっと私はこの先もずっと音楽が好きであろう。なんでも削除、やり直し、時短ができるこの世の中で、そのどれもが通用しない音楽に、これからもずっと触れていたい。