【発達障害】ストラテラって効くの?〜うちの子には合わなかったお話〜
【目次】
1 ストラテラってなんだ?
2 ストラテラのメリット・効果
3 ストラテラのデメリット・副作用
4 実際飲んでみてどうだったか
皆さん
こんにちは
今回は
ADHDの症状において
ほぼ最初に
必ず出されると
言っていいくらい
処方される
ストラテラについて
実際に子供が飲んだ
体験も含め
ご紹介します
1 ストラテラってなんだ?
1)ストラテラとは
ADHD(注意欠陥・
多動性障害)の
治療薬として
日本で初めて
承認された薬です
2)ADHDとは
注意力が散漫になったり
落ち着きがなく
動き回ったり
思ったことを
すぐに行動に移したりする
症状のことで
ADHDの
原因の一つとして
脳内の
神経伝達物質の
一種である
「ノルアドレナリン」の
不足が考えられて
います
3)「ノルアドレナリン」は
注意力や集中力
自制力などに
関係する物質です
ストラテラは
ノルアドレナリンの
再取り込みを
阻害することで
脳内の
ノルアドレナリンの
量を増やし
ADHDの症状を
改善する効果が
あります
4)ストラテラは
覚醒作用や依存性が
ないため
安全性が高いと
されています
また
長期間にわたって
服用しても
効果が持続するという
特徴があります
2 ストラテラのメリット・効果
メリット・効果としては
以下の点が挙げられます
1)ADHDの
主な症状である
不注意、多動性
衝動性の全てに
対して効果がある
2)学校や家庭での
生活や学習における
問題を減らし
自己評価や
社会的関係を
改善する
3)一日一回または
二回の服用でよく
服用しやすい
4)小児から成人まで
幅広い年齢層に
適応がある
5)他の薬との
併用が可能で
相互作用が少ない
6)小児の場合
服用開始から
2週目くらいから
症状の改善が見られ
4週目から
安定した効果が
得られる
7)成人の場合
服用開始から
2週目くらいから
症状の改善が見られ
6週目以降は
6割以上の
患者に対して
十分な効果が
認められる
8)服用を続けることで
症状の改善が
持続する
3 ストラテラのデメリット・副作用
デメリット・副作用として
以下の点が挙げられます
1)副作用として
・頭痛
・食欲減退
・眠気
・腹痛
・口渇
・吐き気などがある
2)効果が現れるまでに
時間がかかる
場合がある
3)服用を中止すると
症状が再発する
可能性がある
4)保険適応外で
あれば費用が高い
5)重大な副作用として
・肝機能障害
・自殺念慮
・攻撃性の増加などがある
4 実際に飲んでみてどうだったか
私は残念ながら
この薬を飲んで
いないのですが
子供や元妻が飲んでいた
時の状態としては
1)食欲減退があった
・子供はこれによる
体重低下で服薬中止に
2)便秘になりやすい
・ふたり共便秘になり
酸化マグネシウムなどの
追加処方が必要になった
3)効果が見えにくい
・飲んでいる時は
「あれ?効いてるかな?」
という感じでした
飲まなくなると
ADHDの症状が
顕著に出るため
「あっ
やっぱ効いてたんだ」
となりました
インチュニブや
コンサータといった薬に
比べると
効果が見えにくく
副作用もそれなりにあって
我が家では
ストラテラは短期間で
終わりました
周囲でも
「ストラテラが効きました」
「ストラテラ飲み続けてます」
という方は
あまり聞かないです
個人的な感想には
なりますが
最初にストラテラ
ありきではなく
症状に合わせて
柔軟に処方してくれる
ドクターを探すことが
とても重要だと
思っています
効果を判断するのに
3ヶ月から半年は
要してしまうし
その間の困りごとは
本人達はずっと
続いてしまうので…
とはいえ
ストラテラは
ADHDの治療薬として
有効な薬の一つです
副作用や
服用方法に
注意しながら
医師の指示に従って
正しく服用し
定期的に検査を
受けて
自身のより良い
生活に役立ててください