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神社に呼ばれて 京都と伊勢6(神様のはからい)

おはようございます。

あなたは、神様にお願いごとをしたら?と促されたことはありますか?


前回の続きですが、前回はこちら




私たちは、タクシーを降りて

内宮へ向かいました。

ものすごい人でした。

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私たちが初めて見る光景でした。

参道を歩きながら、

ああ、これだけの人が参拝するのだから、

そりゃ日本が世界でも安全で、親切な国と言われるわけや。

と納得してしまいました。

この御神気を、それぞれの地方に各々持って帰るわけですから。


私たちはせっかくだから五十鈴川に降りることにしました。

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川のそばまで行って、川の水で手を清めようと

しゃがもうとした時、

「あだだだだだだだ」

と北斗神拳さながらに声が出ました。

前日の筋肉痛でです。

愛で空がおちてきます。


手を清めた後、写真を撮りました。

後で見返してみると、子供の背中に

緑の光のつぶつぶの集まりが映っていました。

この前も、子供のお祝いで写真を撮った時も、

胸に緑の光が映っていました。

以前ももっと小さい頃、

神社で写真を撮った時、子供だけ帯状の緑の光が映っていました。

でもこの不思議写真は、カメラの光の加減なのかどうなのかよくわかりません。


参道を歩いて行くと、右手に、人が行列になっていました。

みんな真剣にお願い事をしているようなのです。

ちょっとお祈りの時間が長いから、深刻なかんじがしました。


「あ、これって、神様の前に行く前にここにご挨拶するところやなかったっけ」

私は言いました。

一番最初に伊勢神宮に行った時、まだ子供が小さい頃です。

なんか調べてそうだったような。。ここにお参りした記憶があるのです。


でも定かではないのです。

ここがどこなのか、という立て札も、向こうを向いていて、

ここが何かわかりません。

私たちは、とりあえず行ってみる?

と並ぶことにしました。

ここ、なんやろなんやろ、言いながら。

やっと立札が見えるとこまで番が回ってきました。

瀧祭神

そう書いてありました。

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そしてそこのエネルギーは、ちょっとあんまりな感じがしました。重いのです。しんどいのです。

私は、みんながお願いしているからやろな、と思いました。


そして旦那さんと話したのです。

「これって、タクシーの運転手さんが、お願い事していいところ、

瀧なんとかって、言ってなかった?あれやないん」

タクシーの運転手さんの、早口の伊勢神宮の説明の中で、

瀧なんとかという言葉がでてきたのです。でも、ものすごい早口で、

みんなそこはあんまり覚えていないのです。

私たちは、普段神社でお願い事をすることはないのですが、

せっかくここまで並んだのだから、ここでお願いごとをすることにしました。


神様が、

「あんたらいつもお参りするだけして帰るけど、ちょっと1回ぐらいお願い事してみたら?」

と、そんなかんじがしたのです。(お、おめでたいかんじ)


あとで調べてみると、天照大神にお取次ぎをしてもらうところのようで、

お願い事を取り次いでもらう、ということを書いている人がいました。


私たちの番が回ってくると、そこのエネルギーがあんまりだからかなのかどうなのか、

思考が止まってしまって、考えられなくなってしまって、

自分でも、

ああ、私はこんなことを願っているんや。

と、再確認するような、不思議な感覚でした。

素の自分が出たというか。頭で考えた願い事ではない、

とっさに出たものというかんじがしたのです。


お祈りが終わって、

「お願い事をすることになるなんて、不思議よねえ。」

と言いました。

今回もそんなお願い事するつもりで来たわけでもないのに。


なんだか私はうれしくなってしまいまいました。

なんでかはわからんけど。

あのタクシーの運転手さんに出会わなかったら、

当然願い事はせずに帰っていたと思うから、


また、あらためて、自分の潜在的な願いというのがわかったから、

おもしろい体験でした。


私たちはそれから正宮に向かいました。


つづく

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