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緊急事態宣言が出るとどうなってしまうの?❷

熊本の友人から手づくりマスクと自然の恵みのGIFTが届いた2020年4月7日。私たちが働き暮らす東京で緊急事態宣言が出たちょうどその時。東北から熊本まで全国の社労士をはじめとした士業仲間とZoomでつなぎ 今ここの苦しいときを 中小企業とともに戦い乗り越えていこうと最新の情報を持ち寄り話し合っていた。


緊急事態宣言が出るとどうなってしまうの?

-企業そしてハタラク人を支える情報はないかと毎日考えている行政書士 矢尾板の備忘録note❷-

番外編?緊急事態宣言とロックダウンは別物!
日本でロックダウン(都市封鎖)はできるのか?

ロックダウンは簡単に言うと交通の制限等をすることで人の移動を減らすことによって感染症の拡大を防ぎましょう!という措置。
結論からいうと…日本国内ではいわゆるロックダウンを行うことはできない。
少なくとも諸外国のように罰則付きの移動制限をする法律が日本には存在しないためだ。
強い権力を持っていわゆるロックダウン的なことを行うのは難しい。

さらに番外編!
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(通称:感染症法)」にロックダウンに近いことが行える余地は残されている。
新型コロナウイルスの蔓延防止のために建物の使用の制限や立ち入り禁止を「72時間」という時間の上限はあるが制限することで人の移動等を減らすことができる…という可能性もゼロではない。
但し この感染症法はもともとエボラ出血熱やヘストのようなかなり毒性の強い感染症を想定されて規定されたという背景から
果たしてこの新型コロナウイルスへ適用される余地があるのかは何とも言えない…。

ここまで「緊急事態宣言が出るとどうなってしまうの?」を取り上げましたが次に雇用調整助成金などの企業への支援そして個人への支援情報など「緊急事態宣言!誰も経験したことのないこの緊急事態をどう乗り越えていくの?」綴っていきます。

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