動機なんて好奇心だけで充分!
最初に言っておきます。
以下の項目に1つも該当しない方は読まない方が良いかもしれません。
□本気でプレーしている選手
□将来自分のクラブチームを持ちたい、関わりたい方
□育成年代を指導する指導者【指導者を目指している方】
気を悪くさせてしまって人は申し訳ありません。
実を言うと私の文章は、好き嫌いが分かれることが多いので先に言わせていただきました。
3分ほど私の過去の話を聞いてくれると嬉しいです。
私は小学生から大学2年生までずっとサッカーをしていました。
小~中学生までは地元(茨城県)のクラブチームでプレー
当時の環境としては、茨城県でベスト4レベル
しかし
小学生の頃から滅茶苦茶に走らされ、罵詈雑言を飛ばす指導者のもとプレーしていました。
【冗談ではなく練習前にグラウンドを競争形式で10〜20周したり、夏場に1周400mほどのアスファルトの上を100周したり・・・しました笑】
そんな環境にも関わらずサッカーを嫌いにならなかったのは
「強豪高校の環境はきっと現代的な指導者がいてサッカーを学べるんだろうなぁー」
という想いが強かったから。
そんな思いで私は特待推薦で栃木のある高校に寮生として進学しました。
初めて全国大会を狙えるチームに
胸が高鳴ったのを覚えています
だがしかし
待ち受けていたのは
素走り
素走り
素走り
何人もの同期が怪我で大切なシーズンを棒に振り、走る選手のためにボトルに水を入れてくれる光景をみて
これが高校サッカーなのか・・・
選手権で見える景色の裏には
こんな現状があるんだな・・・
と絶望しました。
それをきっかけに指導者になることを目指し、大学に進学しました。
大学も体育会でサッカーをしましたが
あるとき
「俺って中学からサッカー学べてないな」
そう思い競技としてのサッカーに区切りをつけ、大学3年になる前に部活を辞めました。
その後の大学生活で
2度の転機が訪れました。
それは大学3年の頃、私がオーストリアにあるSVホルンという小さな町クラブにインターンに参加したときでした。
当時、ホルンの監督をしていた濱吉さんにお話を聞けたときです。
私は指導者を目指して、ホルンまで来た
と伝えました。
すると一言
「良い指導者って何だと思う?」
・・・
指導理論を持っている?
信頼構築が上手い・・・?
私には答えがありませんでした・・・
良い指導者というのは
トップを知っている事だ
トップを知らなければ
どう成長するか逆算できないだろ?
「日本のトップ、世界のトップそれぞれのトップが、なぜ成功しているのかを学び続ける事」
選手に何を教えるか分からない状態で
ピッチには立てない
(教える)という意味が腑に落ちた瞬間だったのを覚えています。
オーストリアから戻り
その後、すぐに2度目の転機が訪れます。
世界トップレベルの環境を目の当たりしました。
知人から、アトレティコマドリーの研修のお話がきて即参加を決めたことです。
そこでアトレティコのカンテラを見た時に衝撃を受けました。
1チームに指導者が5人も?!
トップチームと同じサッカーしてるやん?!
毎日、分析官から選手にフィードバックが来るの?!
上げたらきりがありません(笑)
アトレティコ マドリーの育成ディレクターが言っていました。
「同じフィロソフィーを共有して育成することが成功への道のりだ」
私のやりたいことが決まったと確信しました。
日本に一貫した育成環境を創ろう
自分が経験した
チームや指導者が変わることで
起こってしまう悲劇をなくしたい
日本の町クラブから
一貫した育成クラブに成長したら
日本が変わるんじゃないか?
そんな思いで今はビジョンのために関わっている社会人チームがあります。
ALL ROUNDER F.C.
このチームで私は仲間と共にビジョンに向かいます!
ただし僕にとって
1人でこのビジョンを達成しても
なにも意味がないと考えています。
似たようなビジョンや価値観を持った仲間と
共にビジョンを叶えたい。
仲間と喜んだり、悲しんだり、切磋琢磨して
ビジョンに向かっていく事に価値があると思っています。
(というか思いたい(笑))
さて私の話はここまで・・・
【注意】
ここから先は、読んでみて共感した方のみ読んでください。
実際のところトップからジュニアまで
一貫した育成ができるクラブは
日本では限りなく少ないのが現実です。
さらに言えば
日本に一貫育成が合うかどうかも未知数です。
(成功例がないから)
あなただったら
前例がないから辞めますか?
私は挑戦します
私が挑戦する理由は日本全国の町クラブのロールモデルになることです。
何も後ろ盾のない町クラブが一貫した育成クラブに成長を遂げたら、最高に面白いですよね?
仮にその成功例を基に、全国の町クラブが一貫した育成クラブになったら日本サッカーって絶対に変化すると思うんです。
ALL ROUNDER F.C.では
いつも言っているキーワードがあります
今は世界を追いかけているが
今度は自分たちが世界だと言える
サッカーをしよう
しかし
一人では絶対に達成することができない。
今見ていただいている
皆さんの力が必ず必要です・・・
共にビジョンに向かいませんか?
選手、指導者、運営
ALL ROUNDER F.C.に関わる
全ての人と共に一緒に作り上げたい。
動機なんて好奇心だけで充分です(笑)
この考え方、嫌いじゃないなと思った方はこちら⬇️
(選手以外にも指導者やビジネス面でも仲間を募集しています!)
最後に
最後にサッカークラブを作ってみたい
指導者になりたいと思っている学生の方
是非、大人や同世代を教えられるようになってほしい。
僕の中では指導者とは永遠に学び続ける仕事だと思っています。
本文でも触れたが、
【トップを知らない】と指導する選手に対して
どこがゴール地点なのか分からなくなってしまう。
ゴールが不明確だと
何を自分が学ばなければいけないかわからなくなる。
最終的にどうなると思いますか?
自分の過去の成功体験を押し付けるでしょう・・・
その成功体験が理不尽な指導によって成功したとしたら・・・
だからこそ
私は最終的にどの年代で指導しようが関係なく
大人や同世代にサッカーを教えてほしいです。
読んでくれてありがとうございました!
終わり