台湾カルチャーとレッチリ
コロナ禍でも出来ることから台日カルチャーの交流を始めようと思って、9月から「TAIWAN HOT MINUTE(タイワン ホット ミニット)」というPOP-UPイベントをスタート。東京から大阪までコロナ前には足繁く通っていた店舗で、日日辣油のコラボメニューの提供や台湾クリエイターのグッズの販売などしている。
「TAIWAN HOT MINUTE」というイベント名は「台湾のホットな瞬間」というような意味、、、ではない。実は、元ネタはレッドホットチリペッパーズの6枚目のアルバム「One Hot Minute(ワン ホット ミニット)」。
このアルバムはファンの間で評価が二分されている。というか、賛否両論の「否」が強め。レッチリの黒歴史と言われることもある。レッチリの出世作で「ファンクロックの名盤」と称される「Blood Sugar Sex Magik」が5枚目、つまり、その次にリリースされたのがこのアルバム。タイミングもかなり微妙。
今、日本は空前の「台湾ブーム」。街には台湾の飲食店が増え、テレビや雑誌ではいつも台湾の特集が目立つようになった。もちろん、私もそれらを楽しんで台湾ロスを解消している。ただ、それらの台湾はお行儀や品がよく、平均点ちょっと上のものばかりのように感じることも多くなった。
台湾には「否が強め」で「黒歴史」になりそうなものが、街中いたるところに溢れている。それらが台湾人のライフスタイルの一部となって、多くの日本人が憧れるあの「台湾っぽさ」になっているのかもしれない。そうであれば、コロナ禍に「TAIWAN HOT MINUTE」という名の台湾カルチャーのイベントをすることは、次に台湾に行く準備となるではないだろうか。
ということを踏まえて、イベントのポスターを見てみると、、、真ん中の「TAIWAN HOT MINUTE」のロゴがレッチリのロゴにみえてきませんか?
今秋、東京や大阪、京都、名古屋でお待ちしています。
<TAIWAN HOT MINUTE>
9.11-12 CITAN, TOKYO
9.25-26 Len, KYOTO
9.26-27 Noum, OSAKA
10.2-3 BONUS TRACK, TOKYO
10.23-24 KAKUOZAN LARDER, NAGOYA
・新型コロナウイルス感染症の状況により、中止や延期、規模を縮小して開催をする可能性があります。
・各店舗で実施する内容が異なります。詳細は各店舗のSNSなどをご確認ください。