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飛べないキウイ👉驚きの生態👀名前は鳴き声!?猛ダッシュ出来ます!動画あり

「キーウイ」と鳴きます‼
それが、名前の由来って知ってましたか?


👉朝日新聞デジタルのYOUTUBEです⤵⤵
(鳴き声がわかりやすいです)

★体の特徴



羽は退化して飛べません。
その分、足が強く進化しています。走ると速い‼
尻尾はありません。

2㎏ほどの大きさです。
夜行性で、目はあまり発達していません。聴覚嗅覚が発達しており、嘴の先に鼻孔を持つ唯一の鳥です。

メスは、身体の20%もの重さの卵を産むんです!
このように大きな卵を産むことは、メスの体に大きな負担がかかることがわかっています。卵を大きくするため通常の3倍量のエサを、30日間食べねばなりません。卵を産む数日間は、胃のスペースが残っていないので絶食します。

★種類

5種類います。大きさや色、生息地が少しずつ違います。

Brown kiwi
Great spotted kiwi/roroa
Little spotted kiwi
Rowi
Tokoeka

キウイは、走鳥類です。オーストラリアのエミューやヒクイドリとも関連があるとされます。
絶滅してしまったニュージーランドのモアとも関連があります。

引用:DOC NZ

★一生の流れと寿命

25~50年の寿命がある長生きの鳥です。
一夫一婦制をとる。とされていますが、よりよいオスが見つかれば、メスは違うオスとツガイになるそうです。

ヒナは、完全に羽が生えそろった状態で卵からかえります。ヒナは、生後5日で巣から出て餌を食べるので、親鳥から餌を与えられることはありません。

成鳥になるまで、3年かかります。
長い!(だから長生きなのでしょうが…)


引用:DOC NZ

★なぜ絶滅危惧種に?


キウイは飛ばないので、胸骨がありません。人間が持ち込んだ哺乳類によって噛まれた時に損傷を受けやすいです。

キウイのヒナにとって最大の脅威は、オコジョです。
成鳥のキウイにとっては、です。
もキウイのヒナを殺します。

人間が入るまでニュージーランドに、哺乳類はいなかったのです。(蝙蝠以外)飛ばなくなった鳥が進化の過程で何種類も生まれたのは、哺乳類の脅威が無かったのが理由です。

人間が哺乳類を持ち込んだことで一気に生態系のバランスが崩れました。ネズミはオコジョのエサになるので、ネズミが増えるとオコジョも増える。その結果、キウイのヒナが襲われる率が上がる。このように、哺乳類の持ち込みが脅威となりました。

👉卵から孵る様子猛ダッシュが見られます⤵⤵⤵
(字幕をオンにして歯車アイコンから日本語にできます!)



★NZ野鳥観察ガイド

キウイが見られる保護区も紹介しています!
見に行こうと思えば、見に行けます

キウイのように、飛べない野鳥は他にもいます。
私のアイコンにしているタカへカカポ(飛べない丸っこいオウム)など、魅力的な飛べない鳥たちもニュージーランドで待っています!

👉ニュージーランド野鳥観察の旅ガイドをキンドル本として出版しました!
 Kindle Unlimited会員の方は、いつでもダウンロード可能です!

<参考文献>
Department of Conservation New Zealand

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鳥見はつみょん💛

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