![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60937984/rectangle_large_type_2_dcc4880e59b80f9bb6c54ef55c4de716.jpeg?width=1200)
子育ての話「自分で決める」を練習する
上の子らが小さいころなんとなくやってたこと。
母「(朝ごはんの)パンどうする?」
子1「チョコクリーム!」
子2「お砂糖のパン!」←シュガートーストの事
子3「~」
子4「~」
みたいな小さい事柄で、自分が付き合えて、自分が出来る範囲で子供が自分で選択を表明できる場を意識的に作っていた。毎朝。
時には
子「今日はお砂糖がいい!!!」
母「すまん、今日はお砂糖ないからチョコやわ」
とか
母「今日は母がめんどくさいので全員ピーナッツクリームでーす!」
子「えーーーー」
という日もあった。
お姉は特に発達グレーゾーンで一度崩れると自分の気持ちを立て直すのがとかく苦手だったので
私の中では「自分で決める」ということと同時に「自分の思い通りにはいかない事」(相手の話を聞く事)を小さい事柄(子供にとって負担の少ないと思われる事柄)で練習してた感じ。
「朝ごはん一人ずつ変えるの大変じゃない??」って言われたけど、自分ではそんなに負担じゃなかったし
何なら考えるのめんどくさかったので決めてもらえる方が楽かもぐらい思ってた(笑)
これやってて良かったなって思うのはどうしても子供たちに言うことを聞いて欲しいときとかに、子供と交渉が可能になる点。
「パンに何をつけるか」というどーでもいい事象での親子間のコミュニケーションがそのまま使えるのよ
子「抱っこ!!!!抱っこぉぉぉぉぉぉ!!!!」
母(もう母は限界なんだが…)「そうか、ほならママの限界まで頑張って抱っこするからもうママが限界や!っていうたら自分で歩いてくれるか?」
子「わかった!!」
母「よっしゃ、カモン!」
…
母「すまん、子よ、母はもう限界だ…」
子「ママありがと、もう自分で歩くよ!」
母「そうか、ありがとう、頑張っておくれ」
子が幼稚園の頃の実話です(笑)
母には母の思いや考えがあって、子には子の思いや考えがある
それはお互い言葉にしないとなかなか伝わらないが、いきなり重たーいことは言えない。
だからとりあえず「自分の負担にならないこと」(←ここ重要☆)で子供の意思決定を聞いてみるのはどうだろうか
聞いたら聞いてもらって言ったら言ってもらってどうでもいいような小さなことからコツコツと、譲って譲られてみんなが居心地の良い家族になっていけたらなと。
もう子供らはおっきくなってきて意識的にしなくても好き放題言うてるけど、今思えば自分のコミュニケーションの練習にもなったな~っていうお話。