親不知、抜きました。

親不知を抜いてきました。

そもそも、こんな状況の時に抜きたくなんかなかったんですけど、これはね、全て私が悪いんです。


親不知を抜くのはこれで最後。つまり４本目です。
私、歯並びいい方で、結構綺麗に並んでいたんですけど、何故か！！！！
親不知たちがちゃんと生えてくれなかった・・・。
どの子も埋もれている、とか、横に生えていて、小さな歯医者さんだと「大学病院へ行ってください」っていうレベル。
なので今までは歯科大学の付属病院に行っていました。
が、引っ越してそこに遠くなり、がんばって通っていたものの担当してくれてた女医さんが産休に入ったりで足が遠のき。
しばらく放置していました。

そしたら。

ある日急に、前歯の左隣の歯が痛くなってきたんです。

痛い、にも色々あるけど、察するに押されるような痛み。

女医さんが前に言ってた言葉を思い出しました。
「残ってる一本の親不知、もしかしたら押してくるかもしれない」


それだ！！！！！！！！！！


ただここで病院嫌いの私を困らせたのは、この痛み、いつも痛いわけじゃないってことで。
数日間痛いけど、そのあと全く痛くなかったりする。
これはね、足が遠のきます（汗）

で結局、自粛期間に入ってしまった４月に耐えられなくなって、近所の歯医者を検索。
口腔外科があって、しっかりしてるサイトの歯科医院を予約しました。

まず電話がかかってきて、４月現在、政府の要請とエアゾールによる感染などの観点から、治療はできない、とのこと。
それでもよければ、とのお話で、どうしても歯が痛いので診て欲しいとお願いし向かいました。

歯科医院につくなり、「手を洗ってきてください」と言われ、廊下の先へ。
お手洗いの中ではなく、外に手洗い場があったのでそこできちんと手を洗い、受付へ戻ると、さっそく診察室へ。

看護師さん（？）に症状を聞かれたので、こういう感じです〜と答え、しばらく待たされると、また別の看護師さんが。
「こういう症状なんですね？」って聞かれたのが、今答えたのと違いすぎて戸惑う。
え？なんのために最初の看護師さん、聞いたの？？？？
再度、こういう症状ですよ〜とお伝えし、ようやく先生到着。
後ろから聞こえてくる「症状はいつからなの？ふんふん。ちゃんと聞かなきゃだめだよ〜」の声。
「よろしくお願いします」って声かけてきたあと、結局また症状を聞かれた。
・・・なんの無駄時間か。

ちなみに先生は貴族みたいな雰囲気の男性。
物腰柔らか。

口の中を見る時の話し方も丁寧だし、治療方針とか、不安なことあるか、とかきちんと聞いてくれて好感触。

とりあえず全ての原因はこの親不知だから、ということで抜きましょうとなったものの、コロナのあれで抜けないので、５月のGWが終わったらやりましょう、と。
その頃には一応、治療再開予定だから、とのことで予約を取り、それが今日だったわけです。

（やっと今日の話まできた）

月曜に留守電に「１３日の件でお電話しました。」とだけ残っていて、気づかなかったので火曜に電話しようとしたら休診日(￣◇￣;)
仕方ないからそのまま今日の予約時間に行ったら、体調の確認だったらしい。
留守電にそう残してくれればよかったのに〜。

ついてすぐに頭にぴっとやる体温計で熱を測り、36.4℃でOK、すぐに診察室へ。

ここからはもうね、すごい速かった！

麻酔２本打つ。
目の上にタオル乗せられて、「痛かったら右手あげてね〜」と言われる。
治療開始。
私、事前に伝えていたのだけど、口が小さくて大きく開かない。
必死であける。
少し痛みを感じたので、３本目の麻酔。
ぎゅい〜んってやったり、なんか思いっきり下に押されて顎が外れそうになったり、なんかすごかった。

でも先生、今がどういう状態かをきちんと説明してくれるから、安心感あった。

どうも思ったより、歯の下が迷路のように入り組んでいてなかなか抜けないらしい。
あと親不知が大きかったから、抜いたあとの穴が大きいらしい。
結局骨のもとになるやつ？を入れて、縫ってもらって終わり。

きっかり３０分で抜き終わりました。

今回感動したのが、あの、水分を吸入するやつ！
あれ担当してた方がすごくうまかったのか、一度も唾液をごっくんしなくて済んだ！！！！

私、あれが苦手で。
麻酔した状態で唾液飲むの、一苦労じゃないです？

それを一度もやらなかったの、人生で初！
神か！！
やってくれた人にお礼言いたかった。


そんなこんなで、明日も消毒に行くのです。


今日は１日、痛みと戦い、あと謎の頭痛もあるのでそれとも戦い、
１日中寝てました。


早く治るように、今日明日は静かに過ごします。


以前、抜いた日に雪降ってはしゃいで、翌日にインフルエンザにかかったのがトラウマなのです。
いまかかるわけにはいかないからな！！！！！！



はつき。


「痛かったら右手あげてね〜」はわかる。
が、治療中、口の中に器具がある状態の時に、
「痛い〜？大丈夫〜？」にはどう答えたらいいのか。

だれか教えてください。