映画「キングダム」を薦める。
第43回日本アカデミー賞で、吉沢亮さんが「最優秀助演男優賞」を受賞されていた。
吉沢亮さんの出ている作品を全然観たことがない。
もちろん顔は知っているけど、イケメンたちがたくさん出てきて、若い女の子たちがきゃ〜ってなるような感じでしょ〜?とおもっていた(ファンのみなさんごめんなさい)
日本アカデミー賞の特番かなにかで「キングダム」の1シーンを流していたのだが、その時の吉沢さんの表情がすごく素敵だった。
一点を見つめる揺るぎない瞳。
そんな感じ。
「あ、この人の演技が見てみたいな」っておもった。
ちょうどWOWOWで放送があったので録画。
初めて観ることになった。
佐藤信介監督の作品が好きなのである。
「図書館戦争シリーズ」
「アイアムアヒーロー」
「いぬやしき」
だからこの「キングダム」も本当は早い段階で観たかった。
むしろ映画館で!
でも勇気が出なかったのは、原作の絵柄が苦手だから、のただ一点である。
(原作ファンの方ごめんなさい!)
「本当におもしろいの〜?」っていう捻くれたはつきが、心でぶつぶつ言ってたから、観ることができなかった。
でもね、吉沢亮さんが観てみたいから!観るよ!!
ネタバレは書きません!!
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『キングダム』
2019年公開
監督:佐藤信介
主演:山崎賢人
https://kingdom-the-movie.jp
中国、春秋戦国時代に、信(しん)という少年が将軍を目指すお話。
え、さくっとまとめすぎ!?
でもこういう話ですよね。これで伝わるよね?
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信は戦争孤児で奴隷として売られてきた家で、漂(ひょう)という少年と出会い、ふたりは将軍になるべく剣の腕を磨くのです。
そこに偶然通りかかった国王に仕えている昌文君(しょうぶんくん)という大臣が、漂だけを王宮へ連れて行く、と。
二人は離れても将軍を目指すことを約束するわけです。
でも、ある日の夜、傷だらけで息も絶え絶えな漂が家に帰ってきます。
とある場所を指す地図を渡し、絶命。
信は、漂が携えていた立派な剣とその地図を持って旅立ちます。
地図の示した場所に辿り着いた信が見たのは、漂に瓜二つな少年だった——。
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おお!
わたしにしてはまとめられてるんじゃないか?
(昔からあらすじにまとめることに苦手意識あり)
信が山崎賢人さん、漂が吉沢亮さん。
漂に似ている少年も吉沢さんが演じているので、一人二役です。
以下、個人的にみどころと感想。
■原作者の原泰久さんが脚本に参加!
これは大きいですよね。
ストーリー展開とかに関わってくるし!
■漂とその少年は、立場も性格も違う。
それが、吉沢さんの目とか表情で分かるんです。
演じ分けている、というより、もう、その役として生きてるって伝わってくる感じ。
あまり若手俳優さん見ていても感じたことのない気持ちになりました。
■山崎賢人さんも、わたしが今まで観てきた作品より野生児で、それが意外と似合ってる。
■あとは「え?なんでこの配役に橋本環奈???」って思った貂(てん)という役。
これは後から原作読んで、へ〜となりました。
■長澤まさみさんも日本アカデミー賞で「最優秀助演女優賞」を受賞されていましたね。
が、この役は・・・個人的にはう〜ん、といった感じ。
なんかね、殺陣が強くなさそうなんですよ、長澤さん・・・。
強い役なのでね、ちょっと物足りなかった。
■この人の演技が気になってしょうがなかった!大沢たかおさん!!
将軍の役なんですけど、もう!喋り方が!きっっもちわるい!!!(笑)
それを友達に言ったら、
「原作に限りなく寄せた結果の話し方だから!」と力説されまして。
後にきちんと漫画読もうと思ったきっかけをくれました。
いやほんとに気持ち悪いんだわ。
観て欲しい。
■いきなり出てくる橋本じゅんさん。
劇団☆新感線が好きなので、これは嬉しかった!
佐藤監督の図書館戦争にも出てましたしね。
ざっくり感想言うとしたら、
楽しく観れた!!!!
です。
アクションシーンも結構あるし、
仲間っていいなあ、って思える。
あとこれ、原作だと5巻ぐらいまでなんですよね。
だから続編、作れるよね、っていう(笑)
楽しみです。
残念ながらAmazonプライム・ビデオもNetflixも、配信してなかった・・・
U-NEXTで配信されているみたいです。
自粛期間、おうちでいかがですか?
はつき。
あ、原作は3月中にTSUTAYAでレンタルして、1〜11巻ぐらいまで読みました。
ようやく絵柄、慣れてきました
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