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スリランカ女性死亡事件@私的考察
この事件が世間で問題になっていますが
1.「人が死ぬ」ことと入管法を厳守するとは別問題である。なので、死亡事件と彼女の入管法違反は別々に問題にするべきである
2.入管の前身は戦前の特高であり、その精神や考え方が今も受け継がれる組織である。よって、その考え方が理解できなければこの組織にいることはできない。その点から考えると「人道的」という一般常識が備わった体制になっていないと思われる
3.私たちから見れば途轍もなくくだらないことで、世界には精神を病んだりすることも多く存在する。外国人も犯罪者も家畜ではないので、その配慮は必要となってくる
4.3の配慮とは「自分がしたことがどう悪かったかを理解させること」である。単にルールを守らないのは悪いと言われても、字面だけで本人に響かなければ意味がない
ただの押さえつけでは終わらない時代が来ていることをこの事件からも学べるのではなかろうか。
5.「自ら食事を拒否」という点だが、考えられるのが精神を病んでしまってモノがのどを通らないとか、日本ではあまりみられないがハンガーストライキという方法もある。どちらにせよ、食事を拒否した理由は彼女なりのメッセージだったと思われる。それはただ「出してほしい」ではなく、自分の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを求めていたのではないのか
ここからは個人的な意見
この事件に関して亡くなったスリランカ人に批判的に書いている方々は、今まで何人の入管職員とお話しされたことがあるのでしょうか。特に収監所は(個人的には戦場と一緒で)職員の方も少し人間的感覚がなくなっている方も多いと感じています。その人たちと接する外国人はどんな精神状態に陥るのか想像してほしいです
反対に外国人が可哀そう論を出す支援の方々も偏りすぎていると思いませんか?外国人を収監する前に入管の方々は3カ月は内偵をして確信を得れるまで行動しません。しっかり業務を遂行し、入管法を必死に厳守しているのです
もっとフラットな目線で報道し、意見を言ったり、支援していただきたい
あとは厳しいとは思うがご遺族の心が少しでも救われることを願う