異文化考慮
わたし個人として憤りを感じるのは
入国管理局の収容所関係者が
異文化を考慮する姿勢に欠けるところ
ここは日本だから
日本では日本の入管のやり方で
というのは理解できる
ただ威圧に意味はあるのか
ワイドショーなどで
入管の失態を示す動画は
たいてい
暴れる外国人を
5人くらいで押さえつけている
では、入管の職員は
どうして このご時世で
そのようなことができるのであろうか
彼らはそういう風に
キャリア教育を受けたからだ
歴代の先輩たちと同じことをしているだけ
ただそれだけ
ご存知の方も多いと思うが
戦前に存在した特別高等警察(特高)
それが戦後解体
その旧特高関係者のほとんどが
入管業務に従事した
その流れを受け
行政という風通しの悪いところで
特高イズムを受け継いでいる
赤いリンゴでも
先輩が「リンゴは黒だ」と言ったら
リンゴは黒だと理解しなければ
その組織では活躍できない
民間でいう企業体質的なところ
根本が変わらない限り
非人道的な行為や異文化が理解できなく
物事の真意が追及できない
税金泥棒が増えていく
私は
職員たちも
公務員組織の中で
人道的という価値観を狂わされた
被害者だとも考える