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令和葉留場日誌、はじめます。

令和元年が始まってしまった。
気が付いたら「未来」というものが、本当に手の届くところまで来ている。
そして、下手すれば手をすり抜けて、過去という地面へ落ちていってしまっているのである。食べ放題で腹8分目で抑えるようにもなり、これが歳を取る、ということかとしみじみ感じる昨今である。

私がブログを付け始めてどれくらいの日々がたつだろうか、おそらく2007年ごろからなので、もう12年くらいになるだろう。毎日更新していた時期が長かったかもしれない。当時中高生だったぼくは、人生のテンプレートがない中をもがくがゆえに、言いたいことがあまりにありすぎたのだろう。
最近はどうだろう、すっかり季刊ですらないブログとなってしまった。いつからか言わなくとも察するし、言うほどのことでもないことが増えたのかもしれない。

しかし、それは本当に言うほどのものでもなかったのだろうか。
正直面倒くさくなってしまったことへの言い訳が50%かもしれない。

新しい時代を迎えるからと言って、何か変えるつもりもないし、何かが変わったということもないだろう。相変わらずインターネットの海はよしなしごとやせめぎあいであふれている。この大波に呑まれて息もできなくなってしまうこともある。

しかし、自分には好きなものがあること、語りたいことばがあることを、忘れてはならないし、押さえつけてはいけないと改めて思う。決してシュプレヒコールを上げることが目的ではない。槇原敬之の歌詞のように、「好きなものは好き!」と言える気持ちを抱きしめていたい。それが他者と渡り合うための自分を自覚するひとつの手段であるからだ。

まあ、ここはひとつ、「令和」とやらにかこつけて、このnoteでまたことばを紡いでみたいと思います。京王ライナーもかこつけて臨時列車出してましたし。毎日更新ではないですが、気の向いたときに覗いていただけると嬉しいです。

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