Sibelius String Quartet op.56 "Voice Intimae" Movt. 2
これを最初に聞いたときはびっくりしました。楽譜はたしかにイ長調らしいのですが、機能的な和声を書こうという意思はまったくないし、対位法的に書こうという意思もみとめられない。絃楽器で勢いよく演奏されるとなんとなく納得してしまいますが、そうとう実験的な音楽です。しかも、成功しているのがすごい。
この冒頭部分(練習番号1まで)はすべて16分音符ですが、見易さのために最初だけ16分音符で書いてあります。音はこちら。
弦楽四重奏だとそうでもないのですが、ピアノの音にしてみると超機械的な感じがします。
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