Jazz A Capella Group "Accent"-Vocal Group History and Styles
アカペラグループのスタイルの解説つきのショーケース。大変参考になります。
"Accent"のページはこちら。
一つずつ、勉強させてもらおう。
これは割合ストレートですね。C7の次にF#7が来るのは所謂裏コード(増4度上)ですし、あとはほぼ機能和声にしたがってます。 最後の小節のA7 から Eb7b5に行くのもクラシックではおなじみの進行だし。時々7度音が下降しなかったりはしますが…
これは一筋縄ではいかないアレンジ。特にセカンドパートの半音の動きは凝りまくっていて、これを歌うのは大変だろうな。それと、転回形を自在に使って、各ラインがスムーズに流れるようにしているのがポイントかと。
こちらは大変シンプル。シンコペーションが多少あるだけで、コード進行は素直である。
これも和声付けそのものはシンプル。単純な3和音に2度、4度をサスペンドしてみたり、2度を加えたりしている。アルペジオ風の入り方が特徴的。
Take6は最後の3小節はひねってある。内声4つが、基本的に真ん中の2音を半音でぶつける形で降りてくるというアイデアを(おそらく)コアにして他の音を配置していると思う。内声に9th 13th があっても平気でトップにroot を持ってくるあたりはすごくアンチクラシック。