Hall & Oates "Kiss on My List"
気になるコード進行というものがある。どうなっているんだろう、と思いながら長年放置してあったりする。耳のいい人は楽譜に印刷されたように聞こえているんだろうが、こちらはなかなかそうはいかない。なんどもピアノで確かめて、ああそうだったのか、ということになる。
AORの名曲"Kiss on my List"もそのような曲の一つである。メジャーとマイナーが交錯して、微妙な陰影をかもし出している。曲はダリル・ホールだが、詞はJanna Allen、ダリルのガールフレンドの姉妹だそうだ。
リフレインは、「君のキスは、僕の最高のものリストに載っている」と繰り返すが、その前に、
When they insist on knowing my bliss
I tell them this
When they want to know what the reason is
I only smile when I lie, then I tell them why
とあるのだが、これも嘘なのか?
楽譜は、コードの骨組みだけで、コーラスが加わってはるかに分厚い和音が鳴っている。シブいです。
https://www.youtube.com/watch?v=6u9FrXBWu_I