Beethoven Violin Sonata No.3 Movt. 3 ベートーベンはなぜここまで野暮ったいのか

ドボルザークも相当なものだが、ベートーベンの野暮ったさは筋金入りである。ヴァイオリンソナタ第3番の終楽章を取り上げてみたい。冒頭の主題も相当なものだが、この二番目に出てくるテーマも野暮ったさにかけては引けをとらない。

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なぜこれがそんなに野暮ったいのか。和音進行がいわゆる「ホテル・カリフォルニア進行」になっているが、それが主因ではないと思う。やっぱり(移動ドで)「ドミソソソー」とか「レファラー」とかいう、分散和音まるだしの旋律と同音の反復が原因ではないか。

手を入れてみる。

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こうするとかなり(私の感じる)野暮ったさはマシになる。しかし、すでにベートーベンではないのだよな。ははは。

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