遊び心お線香
お線香って、色んな種類が出てるんだよね。
白檀、金木犀、桜、ラベンダーとかは定番だよね。
「それっぽいもの」って感じする。
外箱見ると「見たことある」って思う。
安心の香りだね。
でも私はもう少し攻めた方が好き。
企業コラボで色々出てるんだよね。
コメダ珈琲のコーヒーの香りとか、ボンタンアメ、ミルキー、あずきバーなんかもある。
私はそういう「美味しそう」系の線香が好き。
何故なら食いしん坊だから。
でもさ、考えても見てよ。
お線香は仏壇でご先祖様に供えるものじゃない?
だけどさ、毎回毎回おんなじ種類だったら、ご先祖様も飽きると思うんだよね。
刺激って大事なんじゃないかなと。
だから私、お線香あげるときは毎回独自路線の線香を持参している。
そして、実家には線香を託して、「私の分」としてあげて貰っている。
その結果得た教訓としては、「甘ったるい匂いのものは、室内には不向き」というもの。
あずきバー、ミルキー、コーヒー牛乳は不評だった。
あのね、結構しっかり匂いがするらしいんだよね。
だから、こう、甘ったるい匂いが線香が燃え尽きるまで充満するのはあんまり好ましくないとのこと。
最近はサクマドロップス、クッピーラムネ、ネクターあたりをローテーションで回してる。
特にクッピーラムネは夏向きで、爽やかな香りがいい感じ、らしい。
あくまで母調べなので、評価に責任は持てないんだけども。
私が線香をあげるのは、お墓参りだから屋外。
それはそれで正直匂い全然分かんないんだよね。
それがちょっと残念。
帰省のときは、Amazonでお線香を買い漁り、飛行機に乗って持参する。
手荷物検査のとき、「今線香映ってるのかな」って思うとちょっと恥ずかしいけど、やっぱり持っていきたいのよね。
折角だから。
種類がたくさんあることで、あげる方としても選ぶのが楽しい。
いつも同じお線香で、手を合わせるだけよりも、なんかちょっと考える時間も増えるしね。
毎度単調になりがちな祖父母への挨拶に新しい話題を提供出来るというかね。
「ばあちゃんラムネ好きだったよね」みたいな。
そういうの、良いよね。
少なくとも私は楽しんで選んでる。
最近は「個人の好物シリーズ」と称して、お供えできるキャンドルもバリエーション豊富。
あんみつ、御団子、焼き芋などの素朴なランナップに加え、寿司、枝豆、カレーライスなんてのもあるのよ。
故人を思うとき、優しい気持ちになれる素敵アイテムだと思うのよ。
だから私としては企業様に感謝しかない。
変わり種アイテム出していただいてありがとうございますという気持ち。
今、次回の帰省時にはどれを持っていこうか悩んでる。
ミニコーラとか、試してみようかな。
鹿児島でボンタンアメは狙い過ぎだろうか。
むしろ故郷の味として喜ばれるのだろうか。
今のところ夢枕に立たれて「その匂いだけは」って言われてないから、多分大丈夫なんだと思う。
少しでも喜んでもらえたらいいよねえという自己満足。
お線香でのおもてなし。
今後も続けていきたい所存です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回以降もお付き合いいただけると嬉しいです。
それではー。