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【黒い辞典】う

ウィキペディア【うぃきぺでぃあ】
 皆の知識の源。関連知識を調べていくと止まらなくなる。

ウエディングドレス【うえでぃんぐどれす】
 主役が着る服。この日のために頑張った女の人が着ることを許される聖なる衣装。妬みや嫉みなど大体の攻撃を跳ね返す効果がある。

右往左往【うおうさおう】
 混乱している人がする事。余計に物事が進まない。

魚心あれば水心【うおごころあればみずごころ】
 大体悪代官の台詞。見返りを要求する大人の交渉術。

浮かれる【うかれる】
 楽しい事で頭がいっぱいで足元が覚束なくなる様。皆本当はこうなりたい。

穿つ【うがつ】
 貫くの格好良い表現。中学生くらいで使いたくなる単語。

浮き輪【うきわ】
 泳げない人を水辺へと誘う魔法のアイテム。ひっくり返ると逆に危険。

受け付ける【うけつける】
 要望などを聞く事。あくまで聞くだけであって進展は約束されない。

うざい【うざい】
 鬱陶しい、煩わしいという意味。思春期女子が特に男親に対して言いがち。三文字で的確に相手の心を刺す高等技術。

丑三つ時【うしみつどき】
  ホラーが苦手な人が警戒すべき単語。草木は眠っても聴いた人が眠れなくなる恐れがある。

薄暗い【うすぐらい】
 初対面の男女が会うのに最適なコンディション。

嘘【うそ】
 真実ではない事。偽り。大抵の人がつく。使いこなせるようになると出世する。

嘘つき【うそつき】
 日常的に嘘を使いこなす事で、泥棒から怪盗への転身を目論む者。

歌【うた】
 声によって音楽的な音を生み出す。時に文字よりも人の心を大きく揺さぶる。

疑う【うたがう】
 事実ではない情報である可能性を否定しきれない状態。自己防衛。詐欺師への対抗手段。

うたた寝【うたたね】
 うっかり寝てしまう事。よだれが出ている事が多い。

歌姫【うたひめ】
 大体のものを手に入れられている者へ送られる輝かしい称号。時の人。

打ち上げ花火【うちあげはなび】
 数々の夏のドラマを照らす火花。

宇宙【うちゅう】
 ロマン。

腕相撲【うでずもう】
 向いあって腕力を競う遊び。女子が男子に無邪気に勝てるのは小学生まで。それ以降は意図的に負けないといけない空気。

腕時計【うでどけい】
 小型の時計を腕にベルトなどで通した装飾具。しばしば財力を匂わすことにも用いられる。

姥桜【うばざくら】
 この辞典を書くために調べていて作者が初めて知った単語。若さの盛りを過ぎても尚美しさの残る女性とのこと。すごく日本ぽくて良い言葉ですね。

馬跳び【うまとび】
 一人が背中をかがめて丸めた上に手をついて飛ぶ遊び。危険と隣り合わせ。今のキッズはするのだろうか。

生まれ変わり【うまれかわり】
 今の人生が終わってからの話。最近小説でも流行っているジャンル。夢と希望を一手に引き受ける。

海【うみ】
 広くて大きくて月が上って日が沈む。見守っていてくれがち。

梅【うめ】
 作者の好物。クエン酸がいいらしい。

紆余曲折【うよきょくせつ】
 大体の長編小説が辿る道。様々な変化や困難をいかにうまく配置するかに作家は日々頭を悩ませる。

占い【うらない】
 悩んだ挙句結論が出ない難問を持ち込まれる駆け込み寺。いい事だけ信じると幸せになれる。

裏話【うらばなし】
 一部の関係者しか知らないはずの話。何故か独占入手されがち。

裏山【うらやま】
 眼鏡の少年が家出をしたり答案を埋めたりする場所。22世紀のロボットにもおなじみ。映画の舞台にもなった。

麗か【うららか】
 晴わたる太陽がのどかに照らして心地の良い様。平和の象徴。

瓜坊【うりぼう】
 猪の子供の事。響きが可愛くてついつい口に出したくなる。

嬉し泣き【うれしなき】
 嬉しさのあまり泣く事。一番幸せな涙。

うろ覚え【うろおぼえ】
 大体の記憶。多分、確か、から紡がれる事が多い。

上の空【うわのそら】
 小説のアイディアを閃いた時の人。目の前の事より他の事で頭がいっぱいの状態。

運【うん】
 自分を納得させる言い訳。結果に対し、時に実力以上の力を発揮すると見られている。

運動【うんどう】
 作者が苦手な事。誰にでも向き不向きってあるよね。

運命【うんめい】
 言葉では説明できない数奇な巡り合わせの事。将来を指す事もある。自分に都合よく転ぶように誰もが祈らずにはいられない。

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