時々無性に食べたくなるもの
時々無性に食べたくなるものってあるよね。
マックのハンバーガー食べたいとか、ラーメン食べたいとか。
そういう、ジャンクなもの食べたいなーの感覚で、私は生クリームとドレンチェリーを欲することがある。
生クリームはあの、チューブのやつ。
もうホイップしてあって、絞るだけのやつね。
植物性の軽い口当たりが良い。
私はそれを直接吸う。
ドレンチェリーはあの人工的な赤さの、さくらんぼを砂糖っていうか水飴漬けにしてあるやつ。
あの後味と食感がいいんだよね。
それを一粒ずつモシモシ食べるのがたまらない。
私はこの発作を、中学生のときに発症した。
母との買い物について行って、時々買ってもらってた。
なんならお小遣いで買うこともあった。
当時はスーパーの製菓コーナーにドレンチェリー置いてあったんだよ。
今はもうないけど。
大体どこのスーパーも定番では置いてくれてないけど。
徐々に姿を消していくのが悲しくて、行ったとき買いだめしてた。
でもあれ、飾りだからそんなに大量に入ってないんだよ。
お菓子を作るうえでメインの材料ではないからさ。
六から八粒くらいを噛み締めて食べてたんだけどね。
今はAmazonさんに配送してもらって、明らかに業務用のサイズ、四十粒くらい入ってるものを二回に分けて食べてる。
これはもう大人買いというか、大人食いだよね。
大人になったからこそ出来る贅沢。
それなりにお値段張りますからね。
まあ、大人だから買えるんですけど。
ええ。私大人なんでね。はい。
生クリーム発作とドレンチェリー発作は一緒にくるわけじゃなくて、それぞれ時期をずらして年に一回くらいの割合で来る。
今年は先週発作が起きて、無事ドレンチェリーを投与することによって収めることに成功しました。
危ないところでした。
もう少し遅かったら錯乱していたかもしれません。
でもまあよく考えたら、良い大人がドレンチェリーだけひたすら食べてる姿は錯乱しているといえなくもない。
美味しいけど、みんながそういう発作を抱えてないことは理解してる。
多分普通の人は生クリーム吸わないし、ドレンチェリーが製菓売り場から消えてもなんとも思わない
でも、しょうがないよね。
そういう癖だから。
多様性の時代だからきっと受け入れてもらえると信じてる。
ただ、今回はドレンチェリーを食べながら「この発作、何歳まで続くんだろう」とふと思った。
大人になったら胸やけしたりして自然と辞められると思ったのに、三十歳越えても未だに発作が収まらない。
四十越えても五十越えても生クリーム吸ってたらどうしよう。
絶対身体に悪いのに。
と、どうでもいいことに頭を抱えて生きているよ、という雑談。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回以降もお付き合いいただけると嬉しいです。
それではー。