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Vol.63 韓ドラ!|「財閥家の末息子」|年末はこれを観ればいい!
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Vol.63 Lemino「財閥家の末息子」|
財閥一家の秘書から孫に生まれ変わったソン・ジュンギが、機転とビジネスの才能を生かして、財閥家を買収に乗り出す!韓国ソウルで最終回、視聴率30%越えの人気ドラマ!
※ネタバレあり
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※2024年6月現在は、Amazonプライム、Netflix、U-NEXTでも視聴可能となりました!
【作品紹介】
演出|チョン・デユン|「W-君と僕の世界-」「彼女はキレイだった」
脚本|キム・テヒ|「トキメキ☆成均館スキャンダル」「ビューティフル・マインド」
原作|ウェブ小説|「財閥家の末息子」
キャスト|ソン・ジュンギ、イ・ソンミン、シン・ソンビン、ユン・ジェムン、キム・ヒョン、キム・ナムヒ、パク・ジヒョン、チョ・ハンチョル、ソ・ジェヒ、チョ・へジュ、 キム・シンロク、チョン・へヨン、カン・ギドゥン他
※イ・ソンミンさんはこの作品で、2023年百想芸術大賞・TV部門最優秀演技賞を受賞されています。
【主な放送内容】
年末に観るならこれ一本!まだ観ていない方は、Leminoで観れます!
月額990円(税込)でプレミアム会員になれます。
一部、有料作品もありますが、プレミアム会員は、殆どの韓ドラは見放題です。プレミアム(有料)会員にならなくても、Lemino会員になると、数話無料お試し作品が多数あります。
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あらすじ|感想|作品紹介 ・転生ものだが、転生がファンタジーではない。
スニャングループを経営する財閥一家(チン家)の秘書ユン・ヒョヌから、財閥の創始者チン・ヤンチョル(イ・ソンミン)の末孫チン・ドジュンに生まれ変わったソン・ジュンギが、機転とビジネスの才能を生かして、財閥家の買収に乗り出す!
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現在の記憶を持ったまま、財閥家の孫に生まれ変わったら?
2022年から、1987年に生まれ変わったら?
経営者でなくても、全ての豊かさを求める人々にとって、それ自体がファンタジーだ。
あの時、あの株を買っておけば。または売っておけば・・・。
あの会社に投資しておけば・・・。
大統領が誰になるか知っていたら・・・。
あの事件が起こることを知っていたら・・・。
そんな、誰しも一回は、頭を過り、一瞬で打ち消してきた後悔と失敗感。
人々のそんな苦い思いを、全て集めてソン・ジュンギ演じるチン・ドジュンが心配を成功へと変えていく様が、観ている者にカタルシスを与えます。
祖父(イ・ソンミン)と孫の経営対話が面白い!
スニャングループの会長チン・ヤンチョルの孫、チン・ドジュンは、10~11歳。しかし、中身は大人(ユン・ヒョヌ)のまま。しかも、2022年からやってきたため、今までに起きた全ての事を知っています。
未来を知っていることを知られずに、厳しい祖父にアドバイスをする孫の機転が面白いです。
創始者であるチン・ヤンチョルは、初めは孫の言葉など耳も貸しませんが、大統領選前に、次期大統領を当てたことで、一目置くようになります。
子供にしては大人びた態度や(中身は大人だから当たり前ですが)、経営に対する先見の明を見せる度に、
「お前は、運が良いのか?目が良いのか?」
と、言いつつ、ドジュン(ソン・ジュンギ)の有能さに嬉しさを隠せない様子。しかし、ドジュンが成功を収める度に、ヤンチョルの子供達(ドジュンの伯父・伯母たち)は、「長男に会社を継承させる」と言う、ヤンチョルの信念が覆るのでは?と戦々恐々とし始めます。
未来を知っているが故の、面白さ。
ノムヒョン大統領の当選
ロシアのガルリ・カスパロフとディープブルー(IBMのスーパーコンピューター)のチェス試合
映画「ホーム・アローン」や「タイタニック」のヒット
Cadabra(現アマゾン)のナスダック上場
ITバブルの崩壊
誰もが予想しえなかった歴史を題材に、ドジュンが着々と資産を増やす様子がカタルシス!
才覚と努力一つで人はのし上がれるか?が現代のファンタジー
貧しさから永遠に抜け出すことが出来ない両親、そして「貧しさという遺産を相続」したドジュンが、財閥の孫という「全ての運と豊かさ」が脈々と引き継がれていく、「幸運」な環境に置かれ、自分の才覚一つで(未来を知ってはいますが)実力を発揮していき、最終的には、相続ではなく、スニャングループの買収という勝負を挑んで行く。
偶然、運よく財閥家に生まれた「運」の良い伯父たちを、どんどん罠に嵌め、持ち株会社を奪っていく様が、現代(特に韓国)の人々のファンタジー心に火をつけたのではないでしょうか?
冒頭一話で、ヒョヌ(転生する前のドジュン)が、夜が明けると同時に、誰よりも早く出社し、株式について勉強しているシーンがあります。「未来を知っている設定」はあるものの、あまりチート感なく、エンタメとしてわくわくしました。
不景気ならではの人気
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ドジュンは、父親についてNYフィルムフェスティバルについていき、父親に「タイタニック」を買うように勧めます。一緒について来た兄は、「絶対当たらない!」と反対しますが、そこに、投資会社パワーシェアーズのアジア太平洋投資担当オ・セヨンが通りかかり、こう言います。
「こういう不景気な時は、金持ちがひどい目に合う映画がヒットするんだ」
まさに、この「財閥家の末息子」のヒット原因ではないでしょうか?(笑)
経営者の先見の明と孤独
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ヤンチョルは、皆が鉄鋼業や自動車産業を推し進める中、一人これからは「労働力で無く、技術を売る時代が来る」と言う信念を持っています。それゆえに、「スニャン半導体」をどうしても手放したくありません。
誰もが反対する中で、この「先見の明」に、未来を知っている孫のドジュンだけが理解を示すのでした。
・理解し合う祖父と孫
経営者としての信念を決して曲げず、家族であっても誰も信頼しない。
そんな「昭和」な経営者ヤンチョルと孫のドジュン。一世代挟んだ、「祖父と孫」の、心の中で理解し合う様子に感動しました。
親子はうまくいかないが、孫とはうまく行く。
という、クリシェではありますが、イ・ソンミンさんが、厳格で複雑な経営者の心境を、真に迫った演技で表現することで、彼の孫を想う気持ちが心に響きました。
他
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