わーすた2024年夏恋ツアー感想記

 俺の夏が終わった。わーすたちゃんが俺の夏を終わらせてしまいました。なので日中がどんなに暑かろうが、誰がなんと言おうが俺の暦はもう秋なんだ。次にわーすたちゃんが「夏だよ!!」って言うまで俺の夏は来ないんだ。いいね?

早くも何言ってるのかわからない。自分が推しているアイドルグループ「わーすた」こと「The World Standard」の、夏のライブツアーが終わって早3週間。ただの泥酔ヲタクによる感想記です。参加したのは6か所程度です。

すでに物言いが鼻に付いて仕方がない、気持ちが悪い、怖い、という方はどうぞブラウザを落としてください。この調子でずっとキモオタの泥酔が続きます。まだまだ先は長いらしい。

「真面目なレポが読みたいんじゃ!!」という方も世には公式記事がございます。こちらへどうぞ。あの日のセトリもMCも雰囲気も思い出せる記事です。


とにかく、ツアーが終わってまず思ったことは、、、

やっぱわーすた最高!!!!好き!!!!

 なによりもコレ。目次よりも先に言う。いやほんと好き。超好き。いや、今好きになったんじゃなくて前から好き。ずっと好き。4年前に出会ったときからずっと好き。べろべろに好き。さながら泥酔。


以下、ツアー良かったなぁ。という感想のお品書き。色々ぐちゃぐちゃ。


1:過去も今も見せる秀逸なコンセプト

 とにかくコレに尽きる。ここ数年の制限を乗り越えてライブ会場に安寧が帰って来て迎えた最初のライブツアー。わーすたの「今まで」をセトリにも衣装にも詰め込んだ最高の構成。期待しかない。

活動10年目に入り楽曲数が80曲を超えるというわーすた。その曲達を活動期間で区切り、前期をA公演、後期はB公演、で披露するセトリ設計。活動初期から良曲を連発しているわーすたにはもう大成功が約束されたようなもの。
ヲタクは何かと「曲が良い」と言い始めるが、アイドルファン有志が毎年やっている「アイドル楽曲大賞」でわーすたの楽曲は毎年上位にいる。そういう実績も重ねている楽曲達なのでただの贔屓でもなかろう。

そして、そんな曲と共に日々を過ごしてきたわーすたちゃん。常にライブに全力で向き合ってきて、揺るがない実力と確固たる自信を持った今だからこそ、過去から今までをたどって全ての魅力を感じてほしい、という気合に満ち溢れているのを感じる。

セトリ構成だけに留まらず、衣装にも今までのものを詰め込んでくるのが天才すぎる。過去の出来事も糧になって今になっていることを視覚からも感じさせる素晴らしきアイデア。紹介の通り色んな要素をぎゅっと詰めて、キュートさも上品さも兼ね備えていて、わーすたの衣装はほんとに美しい芸術作品ですね。。。これで踊るとシルエットの良さや、スカートの動きの良さが更に際立って、ただただ見惚れてしまう。

わーすた / 君とTea for Two(白抜きはあと)」

この衣装でのDance Video。ほんと綺麗だし、かわいいし、曲は良いし、言うまでもなく歌声が心地よい。わーすた強すぎる。また傑作が世に生まれてしまっている。。マジで強すぎる。。。


ここからやっと各公演の感想。


2:前期の曲でのA公演

 積み重ねてきた時間とわーすたの根底にあるライブへの想いでガンガンに感情を揺さぶられる最高のセトリだった。

初期の初期曲の「DokiDoki Today」で始まり、「ちいさなちいさな」で終わる時点でエモすぎる。エモいだけじゃない「らんらん・時代」と「ZiliZili Love」の2曲をMixしたり、「うるちょこ3部作」のメドレーなど「お!」と良い意味で驚かせる刺激的な見せ方もしていた。

そして、大事な節目で歌ってきたと話して始まる「いまはむかし」という6分越えのバラード。まさかライブで聞ける日が来ると思っておらず、わーすたのバラード大好き民は歓喜で膝から崩れ落ちる思いだった。1stアルバムの最後に収録されている「僕」と「おじいちゃん」の物語を歌う曲。「生きることの美しさ 人生の儚さ」なんてフレーズもある、うっかり聞くと切な死ぬ曲。歌割にユニゾンは無いので、メンバーが一人ずつパートを大切に歌い繋いでいく。メンバーの歌声が本当に良いので聞き入ってしまう。ふと、今まで生きてきた中でのわーすたとの時間や、そうでない時間の事も色々なことが思い出され、色々な気持ちに浸りながらじっくりと聞いた。

いまはむかし / わーすた 5周年ライブより (音源)

そこからの「暮れないハート」過去の出会いを振り返る少しの懐かしさと多くの切なさに包まれるバラード。
「この町のどっかで もう一度あなたに 巡りあってしまったら 笑顔ですれ違おう ね」「捨てられないのは写真なんかじゃなく きみと二人で過ごした思い出」というフレーズが心に深く突き刺さる。いかんて、これは切なしぬ。。。

そして「遮二無二 生きる!」に差し掛かる。今回の公演では「わーすたとして生きている今、それが私たちの青春です」という生き様を表す一言を特別に組み込んで始まった。リリース当時のMVで「わーすたのことに夢中になっていた時間、それが私たちの青春です」とファンの姿を演じていた様子。それを経ての今、この演出はずるすぎる。イントロから込み上げてくる色々な感情が止められなかった。

「今、この瞬間がわーすたにとってもファンにとっても青春の時間」ということに全ての意識が引き込まれる。これがわーすたのライブの根底にあるのを感じた。この3曲の間は込み上げてくる涙を抑えるので必死だった。いや、それは強がってるただの嘘で、そんな努力が出来るはずもなく、あっさりと涙腺が崩壊して全然ダメだった。

「アイドルちゃんのライブでおじさんがガチ泣きしてるなんて、ほんとに怖いから!!泣くんじゃない!!!!」と思う自分がいたが、

「無理!!!!おじさんだって人間なんだから!!涙が!!あるんだよ!!!!泣かせろ!!!!爆」と思う自分の方が強かった。なにそれ。

「遮二無二 生きる!」の間奏ではいわゆるガチ恋口上をやるのがお決まりで、このツアー中も会場全体が溢れ出る感情で包まれていたが、おじさんは毎度こんな状態だから泣きすぎて声が出なくなっていて、ただその場に立ち尽くすしかなかった。

「今感じているわーすたへの気持ちを言葉に出来ないなんて。俺はなんて無力なんだ。。。」と立ち尽くしていたが、その反面、ファンのコールもメンバーの声も良く聞こえて、会場の熱気の高さを感じてまた泣いたし、

「俺が立ち尽くしてる時間があっても、今ここにいるファンたちのおかげで、今最高なわーすたが見れてるんだな、、、最高かよ。。。」と思ってもっと泣いた。年を取ると涙腺が弱くなるって本当ですね。

これを経て「最上級パラドックス」と「KIRAKIRAホログラム」の怒涛の流れ。ヲタクには見てわかるクライマックスの連続。泣き散らかして限界を超えて聞いた「KIRAKIRAホログラム」は、この曲の一節「きみの夢はなに?」という問いかけに、「わーすたが最高に輝いている今みたいなライブの時間を感じ続ける事」と心の中で答えた。泥酔が過ぎるが本気でそう思った。

最後の「ちいさなちいさな」は何で泣いてるのかわからなくなるほどに、また泣きながら聞いていた。ガチ泣きしているソロ参加おじさんは周りに気を遣って、電車ごっこをしないことを選んだがそれも良き思い出。どこかの公演で、とぎれとぎれの電車ごっこを見て「なんだか過疎地の電車みたいだったね」みたいな、うまい感想を述べてくれたわーすたちゃんがいて救われた思い。そうだね、俺、田舎もんだから。。。でも1回だけどこかの公演でできた気がする。もはや記憶があいまい。どんだけ泣いてんだ。こわ。

アンコール以降は頭が空っぽになっていて、色々と追いついていなかったが、東京公演では気づいたら「約束だから」でメンバーに釣られるように小指を掲げていた。そしてA公演が終わる。夏の終わりの足音が聞こえてくるような、そんな気がした。

A公演だけで書きすぎだろ、と一瞬思ったが、他人がこれが青春だと言い、人生かけて取り組んでいる事を目の当たりにしてきたのだから、長くもなるのも仕方がない。

3:後期の曲でのB公演

 前期と比べると楽曲の音数が多くにぎやかになっていく。培ってきた実力を持って優雅に歌い踊る様子がとてつもなくかっこよく、とても美しく、ひたすらに楽しかった。

開幕から「夏恋ジレンマ」「サンデー!サンシャイン!」「メロメロ!ラヴロック」で会場のテンションがブチ上がる。サビで手やペンライトがたくさん上がって、それを見ながら一緒に手を上げるのがとても気持ち良い。「すまん、犬。」でより一層湧いた後に「べちょべちょパンケーキ」ヲタクに歌割がある特別な曲。みんなで合唱する心地良さよ。。。
ライブの熱はまだまだ止まらない。ユニット曲の「きゅんビート」でノリにのった直後に「萌えってかエモ」のイントロで煽られ、そのまま「盛り上がっていこうね!」とメンバーが捌けて、ロックアレンジのメドレーが流れ始めた。

「わーすたちゃん良い曲がたくさんあるし元気なファンも多いから、本人達が捌けてる間に曲を流してても盛り上がるんじゃね?」とか、密かに思ってきた事が目の前で起きていた。何事。

A公演で泣きすぎて頭が空っぽになった後に始まったここまでの前半は「楽しい!!楽しい!!!!やばい!!!!楽しい!!!!!!!」とにかくはしゃぎ倒していた。自分の情緒の節操のなさに笑う。それもこれも色んな面を見せてくれるわーすたに引きずりだされたものだろうということで許して。

最新曲の「君とTea for Two」は、わーすたの優雅さ、美しさ、かわいさに溢れていて見惚れている間に終わっていく。続くユニット曲「オーダーメイドとレディーメイド」も鮮やかで美麗、、と見惚れる。

優しく会場を包む「Never Ending The World」ファイナル公演の神田スクエアホールでは、壁に写るメンバーの影すら美しく見惚れていた。

なんて見惚れ続けていると始まる「グレープフルーツムーン」何度世界が変わったって、何度でも世界を変えたるわ、という強い意志を感じる。まだまだ世界がひっくり返るほど、世の中がわーすたを見つけていないかもしれないけど、確実にわーすたの世界は広がっているし、俺の世界はわーすたに出会って変わった。そんな変化の広がりをもっと見ていきたいものです。

ここから最高のラストスパートが始まる。何度公演に参加しても、楽しすぎた記憶しかなくて、曲順が思い出せないほどに毎度沸き散らかしていた。「えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ」で、ヲタクの心の内をさらけ出させた後に「マッシュドアート」でファンそれぞれのペンライントの色を使って会場を彩り、最後はみんな大好き「清濁あわせていただくにゃー」でクライマックスを迎える。最高。マジで最高だった。これが、わーすた。。。

わーすた / 清濁あわせていただくにゃー

ほんと最強の曲。サムネから最高。

アンコール。ファンの声にも熱が入る。わーすた現場のアンコールの雰囲気も好き。「わーすた!!x2、わーすたんだー!!」とグループ名を呼ぶのかなり好き。「本編最高だった!でもまだ見たい!!もっと!!もっと!!!!」と次第に会場全体の声が大きくなっていく。

ここまで来ると、アンコールなんてなにがあっても最高なんですが、珍しい「TOXICATS」を差し込んで、大人な雰囲気で包んで「春花火」につなげるのも最高。

「春花火」が良い曲すぎて泣けてしまうメンバーにも、首が取れるほど同意する。おじさんは言うまでもなく泣いていた。ほんとに曲が良すぎる。草野華余子さんの曲が綺麗だし、ヒグチアイさんの歌詞は刺さるし。なによりそれを歌い踊るわーすたちゃんがあまりにも美しすぎる。。。

(横にそれるがこのインタビューも好き。春花火に関する最後の質問にまっすぐに答えているの超好き。)


ツアーファイナルの最後の曲。これ以上一体何が来るんだろうか。とわくわくしていたら「萌えってかエモ」で、全俺が湧き散らかした。
「夏は今日で終わるから、お前ら、燃え尽きて帰れよ!!(意訳)」というMCと共に放たれた最後の最後のこの曲は最高だった。。。


そして俺の夏が終わりを迎えた。


4:ライブ感とエモさとフロア

 そう、ライブ中のファンの熱量。わーすたファンの繰り出すコールやMixというものは、驚くほどライブになじんでいる、気がする。最初はまじで謎の呪文にしか聞こえなかったり、「メンバーが歌ってる途中じゃない?」と不思議に思っていたが、色々な気持ちがそこに乗っているのだと思うと、異常に愛おしく聞こえてくるようになった。病気かも。

大好きなアイドルさんが目の前でキラキラしているライブを見てて楽しくてしょうがないのに、黙ってイントロや間奏を聴いているのもなんか違うし、かといって「おい!おい!」と拳を上げるのも、老舗の方々がすでにやられてるので同じことをするのもなんだか気が引ける。とは言え、言葉を選びすぎてそれに引っ張られてくのもなんか違う気もするし、と思うと、謎の呪文も悪くない。「『ジャージャー』ってなんなんだよww」ってたまに我に返るが、そのくらいでちょうどいい気がする。

わーすた現場は「いぬねこ」「水族館」「カルビ」の曲に代表されるように、曲ごとのコールのバリエーションの豊かさにも驚く。ついつい要らぬ想像をしてしまうが、楽曲の雰囲気に合わせたコールを考えて、それをライブの度に発信して、他ファンにも浸透させていってる地道な工程も想像してしまう。なんと地道。マジで健気すぎる。ヲタクってすげぇって。

(まぁ、コールやMixはひとそれぞれに感じ方はあるので、あくまで泥酔しているイチ個人の感想と思って流してください。)

最近「KIRAKIRAホログラム」のDメロでファンがメンバーの名前を叫ぶところが涙腺に効きすぎる。みんなマジでキラキラしすぎててくっそエモいんだよ。最高か。。。


5:わーすたの魅せるエモーショナルさ

 それだけの熱量を持って応えたくなるのも、とてつもない熱気を持ってステージに立っているわーすたがいるからこそだと思う。

今年の夏フェスにいくつか参加できて思ったが、わーすたがステージで見せる熱気というか、勢いというか、エモーショナルさが本当に良い。その瞬間に全力を注いでるからこそ、生まれる最高なパフォーマンス。余裕がある堂々たる姿で登場し、フロアを巻き込んで熱を帯びていって、誰よりも楽しそうにステージで歌い踊っている。全力を注ぐといってもチカラが入りすぎてるわけでは無いし、空回りしているわけでも無いし、無理に楽しそうなわけでも無い。もはや優雅。
対バン形式の刹那の時間でも存分に魅せつけて、退場する時にステージ練り歩いてを客席全体に手を振って、名残惜しさを感じさせながら帰っていく姿とか、ほんとに良い。天才。ずるい。

(テレ朝の夏フェスの公式映像がまだ見れる。。。ありがてぇ。。。特にこの日はカバー曲も手伝ってそのエモさがすごかった。家で配信で見てても伝わってきた記憶。今日見ても泣いた。)


6:いろいろな人がいる現場

 「熱すぎる現場」のように書いているが、筆者が比較的そういう状態が好きなだけで、わーすたの現場は結構色んな楽しみ方が存在してるのも、自由な感じがして良い。賑やかに楽しむ人もいるし、穏やかにじっくり見ている人もいるし、フリコピをしてメンバーとシンクロしてる人もいるし、撮影可だからこそ自分の大事な思い出にとスマホを構える人もいるし、用意した推し活グッズを活躍させる人もいるし、それを全部やってのけてる人もいるだろう。

そんな感じで自分の前後左右にいる人が、自分と同じようにわーすたを見たいと思って今その場にいるのだと思うとそれだけで居心地の良さを感じ始める。ちょっと泥酔過ぎだろうか。とは言え、ライブの現場とはそういう気持ちを持っていろんな人が集まって来てる特別な環境ということ。同じグループが好きな人間が集まっているのだから、リスペクトを持ってその場に立っていたいとか考えたりする。いやねぇ、歳を取ると突然変なことを言い始めるものです。


7:これからへの安心感。

 ほんと何様だろうかという言い方をするが、ほんとわーすたには安心して着いていってしまう。

ツアーが終わると言えば、次なる発表が待ち構えている。そろそろわーすたの10周年という節目への意識が高まってくる頃合い「それに向けての発表にとどまるのだろうか。」などとヲタクの野暮な予想をあっさりと越えて、真新しいワクワクするイベントをいくつも持ってきてくれるわーすた。年越しカウントダウンとかすでに楽しみすぎる。なんと幸せなヲタクでいられるのだろうか。11月末に主催フェスもある。2日間に渡るイベント。不安があるとすれば自分の体力と予習力。


先日の小玉ちゃんの生誕の一幕も最高だった。小玉ちゃんおたおめ。これからもその感性を存分に炸裂させていってほしいです。


最後に

 ほんとにわーすたのことは完全に信頼しきってしまっている。その証拠に「わーすたのライブレポ募集!!」に釣られてこんな気持ち悪い日記を恐れもなく書き残す。安心しきっている。マジでへそ天の気持ち。

しかし、おじさんのくそキモ記事が目立つのも悲しいので、「何でもいいのでぜひとも書こうぜ!」というお気持ち表明をして終わりにします。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。


長い文章を読んだ割に得るものが無かった、と言う方もいるかもしれませんが、長文ブログに遭遇するのは一種の事故みたいなものだと思っているので、あまり気を落しすぎずに。。。

以上です。






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