2022年10月、ハシモトエリコの旅〜後編〜
超個人的えっちゃんライブの旅の記録、後編です。
東京のツアーファイナルと、徳島ジッターバグに行った話。
10/27(木)燃やして探してツアー2022@東京
ツアー3公演目にして、いよいよツアーファイナル。
名古屋公演があまりにも最高すぎたので、あの時間にもう一度浸れると思うとワクワクが止まらなかった!
平日だったためいちおう午前中在宅で仕事してましたが、まぁ当然それどころではないよね。
六本木のEX THEATERは、2017年チャットモンチーの秘密基地ツアーぶりだったので5年ぶり。時が経つのは速い。
今回、整理番号が2ケタ台でかなりいい数字。
そういえば2017年もいい整番だったんだよな。EX THEATERには前世でなにか貸をつくったのかもしれない。
結局、前から2列目くらいにいけました。
最前はなんだか照れてしまって直視できないので、人の陰くらいからみるのがちょうどよい。
ライブ本編のセットリストは名古屋と同じ。
セットリストを知ってみるライブは「くるぞくるぞ〜」の期待とともに、じっくりひとつひとつを味わえるのがよい。
あとやはり距離が近かったのでえっちゃんやバンドメンバーさんの一挙手一投足をくっきりはっきり目に焼き付けられました😌
今回のツアー、アンコールでははじめにえっちゃんがひとりで出てきてギター弾き語りを披露。
名古屋では「虎(ハンバートハンバートcover)」と「うらやましい人」。
初日の大阪は、「虎」と「もうねよう」をやったらしい。(それもめっちゃ聴きたかった…)
東京ではなにやるかな〜と思っていたら、まずはえっちゃんがMCで(※言葉はうろおぼえです)、
「4〜5年前くらいに映画のなかで」
(映画?というワードから一瞬「あ、そ、か」が浮かんだけどちがう…)
「主人公の女の子が歌う曲をつくってください、という依頼がきてつくった曲」
(!!!!!まさか!!!!)
(どっちでも超嬉しいけどどっちだろ…)
(これは……)
ゆ!め!の!なァァあああ!!!😭
「ゆめのな」大好きなんですほんとにありがとうございます生きていてよかった
きっとえっちゃんのデモを聴いて録音したんだろうなぁとオマージュを感じられる吉岡里帆さんの素敵な歌声を聴きながら、それでもいつかえっちゃんの声で聴いてみたいとずっと思っていた曲。
とっっても嬉しかった!!!
セルフカバー最高です。
名古屋も東京も、「宝物を探して」でアンコール終了。
もともと楽しい曲だけど、振り付けがついたり、みんなで楽しめるライブの時間と空間が尊い。
ほんとワンマンは最高…。
橋本絵莉子まみれのあのひととき。
もう次のワンマンライブが待ち遠しいです。
10/29(土)徳島ジッターバグ
燃やして探してツアーの余韻がぬけないままに、四星球20周年記念フェス徳島ジッターバグです。
11:00くらい着の飛行機に乗って徳島へ。
12:00開演でトップバッターのHump Backはぜったい間に合いたかったので、空港からタクシーでアスティ徳島へ直行。
四国に来るたび思うのは、タクシー運転手さんがみんなめっちゃ優しい、あとめっちゃ喋る。笑
運転しながら後部座席振り返ってきたりハンドル離して身ぶり手ぶりをまじえたりして内心ちょっと焦るけど、このフレンドリーなあたたかさが四国だなぁ。
さすがチャットモンチー と四星球を生んだ島。
「開演何時なん?12時?
ほな急がなあかんなぁ〜。
せっかく乗ってくれたんやから。」
と言って同じくアスティに向かう車で混み合う道を、車線変更を駆使しながら急いでくれた運転手さんのおかげで、ちょうどオープニングMCが始まったくらいのジャストタイミングで到着。感謝です!
Hump Backは最高だった。
萌々子ちゃんの歌とMCは、心臓を手掴みしてくるようなアツさがある。
「4年前に四星球と出会った場所」「大好きなバンドが繋げてくれた」と言って、MCの端端でこなそんを思い起こさせてくれたなかでの、ラスト「星丘公園」。泣いた。
アスティ徳島でチャットモンチー に最後に手を振ったあの日に、封筒に糊付けして閉じ込めた気持ちがあるなぁ…
ライブを楽しみながら、アスティを散策しながら、すべての景色に4年前のことを思い起こしてしまってやたらセンチメンタルになる。
チャットモンチー 完結の地でみる橋本絵莉子、どんな気持ちになるのかなぁ…
あっという間にえっちゃんのステージの時間。
どんな気持ちになったか、結論から申し上げますと
最高!!!!!!👏
でした。
私の勝手な感傷を突風で吹き飛ばすような、堂々としたバンドの佇まい、説得力しかないサウンド。
ついおとといにも、私はこの目でみて知っていたじゃないか。
橋本絵莉子は橋本絵莉子だということ。
「今日がインフィニティ」を聴きながら、もう最高!!!えっちゃんまじインフィニティ!!!!とぶち上がり、おそらくこのまま「ワンオブゼム」フィニッシュだな、と期待していた矢先でした。
(※これまた言葉はうろおぼえですが)
「四星球のライブにはな〜すだちくんっていう徳島のキャラクターがでてくるんよ」
「わたしもすだちくん友だちだから、ちょっとすだちくん呼んできていいですか〜」
と言ってえっちゃん袖にはける。
Dr.ツネさんはバスドラを打ちつづけている。
脳裏に4年前の出来事が浮かぶ。
BaseBallBearとシュノーケルと、おひさしぶりの若若男女。
ベボベこいちゃんが、「友だち呼んでくるわ〜」と袖にはける。
ツネさんのバスドラ四つ打ちが、聴き馴染んだ変拍子に変わる。
Ba.シゲさんが、これまた聴き馴染んだオクターブ奏法のベースフレーズを弾き始める。
そこに重なるGt.そねさんのギター。
え、ちょっとまって、え、え、え……
すだちくん(を頭にかぶったえっちゃん)登場!!!
うわああああああああ!!!
からの
シャングリラっっ!!!!!!!!
…正直、そこからのことはよく覚えていません。
夢のようなできごとすぎて。
とにかくただただ、楽しくて嬉しくて、胸がいっぱいになった。
橋本バンドでやるチャットモンチーの曲は、大好きだったチャットのライブの記憶を呼び起こしながら、新しい感動をくれる。
燃やして探してツアーで感じたことの最も濃ゆいものが胸に押し寄せました。
だってわたしたちは、チャットモンチーのライブで毎回シャングリラを聴いてきた。
チャットご本人たちが、ヒット曲との向き合い方に悩みながらも、ずっと奏で続けてくれた。
チャットモンチーとともに歩んで、そしてチャットモンチー完結とともに大切に仕舞われた「シャングリラ」。
なんと4年ぶりに復活されました…。
周りにいた他のアーティストのファンの方々は「シャングリラ聴けたね〜チャットモンチーだ〜」と無邪気に喜んでおられましたが、会場にいた橋本絵莉子勢はみな顔を覆って号泣していました。
ほんと来てよかった……
四星球まじでありがとうございます😭
2018年こなそんではベボベとシュノーケルに、そしてこの徳島ジッターバグでは四星球に与えてくれた機会で、こんな奇跡が起こされている。
それを思うと、盟友というものの素晴らしさを感じます。
四星球のライブも、これまた2018年こなそんぶりでしたが、超たのしかった!!!康雄さんは偉人。
蛍の影でえっちゃん再登場も嬉しかった〜
蛍の影、大好きです。
夜は徳島に泊まって、翌日ちょっとだけ観光。
といってもあまり時間なかったので徳島駅周辺を2〜3時間がっつり散歩しました。
楽しかった徳島!!!
2016年こなそん、2018年こなそん、2022徳島ジッターバグと、徳島にくるときはいつもえっちゃんのライブがあるとき。また来たい。
終わりに
えっちゃんに1カ月で5回も会えた10月。幸せすぎました。
やっぱりわたしはチャットモンチーに、橋本絵莉子さんに、ずっとずっと心を救ってもらいつづけているなぁと、過去から現在までのことを思いながら実感したのでした。
ときにはなんだかなぁと思うようなこともある、それでいて飽き飽きしてしまうほど平坦で凡庸な毎日のなかに、ティンカーベルの粉みたいなキラキラの魔法を降り注いでくれるのが、大好きな人の大好きな音楽。マリオのスター、ラピュタの飛行石。
これさえあれば自分は無敵だな、と思います。
そして今回いくつかライブにいくなかで、Twitterでフォローさせていただいている方何人かとお目にかかれたのも嬉しかった。
チャットモンチー時代はSNSはやらず、家族や友人にこの重すぎてちょっときもちわるい気持ちをぶちまけては、宥められたり若干ひかれたりしてきましたが、Twitterでえっちゃんアカウントを始めて、自分と同じように重く(笑)えっちゃんやチャットが大好きな方がいらっしゃる!と、同志をみつけた気分です。
SNSでの交流、というかそもそも人との交流が苦手な性格であるため、色々ぎこちない感じになると思いますが、もしまたライブでみかけたらよろしくしていただけると幸甚です🤲
はぁ〜えっちゃんの次の新曲いつかな〜
いまからもう次のアルバムとツアーが楽しみ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?