[感想等]「交渉力」を強くする―上手な交渉のための16の原則 (ブルーバックス)/著 藤沢 晃治
日常の交渉に備える
交渉というと大変そうであるが、社会出来るとなれば避けられない。あなたが会社の従業員なら、給与やその他の条件の交渉をしないでいれば、給料等の上り幅は少ないだろう
なので交渉力を鍛える必要がある。
交渉に失敗する主な理由
お人よしすぎる
本音を明かしてしまう
主張に説得力がない
交渉理由がかたくなである
感情的になる
すぐに妥協案に飛びつく
相手の話を聞かない
相手の視点で考えられない
相手の期待値を上げてしまう
ハッタリがすぎる
交渉とは相手と自分の妥協点を探す作業である。最初、大きい条件をこちらからふっかける。お人よしすぎれば交渉にならない
交渉で成功するには
欲しがらないふりをして、有利に交渉を進める
自分の限界値を隠す
表面上の交渉案をうのみにしないで、相手の出方を待つ
正しい根拠で主張する
相手の期待を崩す
吹っ掛けをする
交渉決裂した場合の相手のデメリットを示す
脅しを効果的に使う
期限をいい焦らせる
話をよく聞いて本用の要求を理解する
主張の根拠を理解する
相手の交渉の強みと弱みを握る
相手に共感して譲歩案を出す
本音を聞き出して相手の悩みを一緒に解決する
向こうの譲歩案を提案する
相手が喜ぶ譲歩を与える
自分の譲歩は苦しいふりをする
小さく譲歩して条件をだしきったふりをする
相手に勝ったと思わせる
交渉はオールオアナッシングではない
狭い選択肢にとらわれず、今までにない選択を提案する
交渉学の本を読んだ理由
このnoteで他の交渉学の本を紹介したが、書いてある内容は同じである。同じ学問について書いた本なので当然である
なぜ私が交渉学の本をよく読むのかというと、日常を過ごして言いくるめられたと感じるときがあるからである。簡単に言いくるめられないように、交渉の方法を知っているほうがいいと感じたからである
読んで損はないと思うので、読んでみてください