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都知事選がライブ感高いエンタメになってるって話

7/7の七夕に開催される東京都知事選。
東京だとテレビのニュースなどすでに盛り上がっていますね。

ちょっと前に自分が注目していた石丸市長が、なんと都知事選に出馬するらしい。

まだ選挙活動が始まってもいないのですが、エンタメとしてもすでに面白い状況になっているので、現時点での状況をまとめてみた。

【注意】この記事は素人がメディアを斜め読みし、面白がっているだけなので、情報の正確性はありません。話半分で読み流してください。

小池VS蓮舫 続く石丸の構図

「密です!」「ソーシャルディスタンス」といった名セリフを生み出した現職都知事の小池さんに対抗し、2位でおなじみの蓮舫さんが出馬表明。
テレビなどのメディアでは「小池VS蓮舫」の女帝対決を制するのはどっちだ!といった論調で話題にしている。

ついでSNSで話題の元安芸高田市市長の石丸さんも出馬表明。
若者を狙い政治に関心を向けさせようとしているものの、
現状の勢力図としては、
小池>>蓮舫>>>>>>石丸
といった見立てのようだ。

この3人以外にも過去最多の40人以上が出馬を表明しており、NHKぶっこわす人とか、迷惑系youtuberの「へずまりゅう」も出馬するそう。
※東京都知事への出馬は数百万円でできるらしく、値段の割に広告効果が高いらしいので、こぞって出馬しているらしい。

あと、選挙カーを追い回して他の立候補者の妨害をしていた「つばさの党」も出馬するらしい。

なかなかにカオスな状況である!

全員問題を抱えているノーガードの殴り合い。最初に脱落するのは誰か

話題を当選の可能性のある3人に戻そう。
この小池、蓮舫、石丸の3人だが、全員なんらかの問題を抱えているようだ。
※他にもいろいろあるはずだが、自分ぐらいのリテラシーの人の目に入ってきているものだけ記載

学歴詐称疑惑の小池百合子

カイロ大学の首席と記載して以前は出馬していたらしいのだが、どうも嘘の可能性があるらしい?
今度の都知事選の出馬表明の時にどう記載するのかが見物とのこと。
学歴詐称だと公職選挙法違反になる可能性があるらしい。

あと、都知事になるにあたり公約に掲げていた「7つのゼロ」がほとんど達成できていない。
唯一達成できたのは「ペットの殺処分ゼロ」らしい。
(こういうのはグラデーションなので完全にゼロにするのは難しいとは思う)

事前選挙活動しちゃったかもな蓮舫

私に清き一票を!とか、支援をよろしく!とか言うような選挙活動は、選挙開始日(告示日)から投票日の間にしかしてはいけないらしい。

しかし、蓮舫さんは事前の街頭演説でグレーなセリフを言ってしまった様子。これが公職選挙法違反になる可能性があるらしい。

さらに、東京の世帯に配った選挙活動っぽい応援ビラや、選挙活動っぽいyoutubeの動画再生前の有料広告も打っており、なかなか攻めた活動をしているみたいだ。

動画再生数工作疑惑の石丸伸二

SNSで上がっている石丸さん系の切り抜き動画などは外注制作疑惑。
ライブ配信のスパチャが2時間で320万は工作疑惑。
SNSのフォロワー数をbotで工作疑惑。
どれも疑惑なので、嘘かもしれないが、フォロワー数と再生数など見てると、あまり見ない推移なのは確かであった。
本人が意図して実行させているのか、もしくはビックマネーを持つ信者が勝手に行っているのか。

あと石丸さんも選挙活動っぽいyoutubeの有料広告やってます。

場外乱闘! 暇空茜VSひろゆき

石丸さんの工作疑惑は主に「暇空茜」という人が発見している様子。

この人のやべーところは、石丸さんのすべてのツイートに上記の内容をリプライしているとこ。ネット版つばさの党だ。

このリプライ攻撃に対してどう石丸さんが捌いていくのかが見物である。

なんと今日6/15に本人同士で対談するそうなので、
どうなってしまうのか…!ワクワクが止まらない!

そして、この暇空茜氏とあの「ひろゆき」が都知事選に関してレスバトルを繰り返していた…!

ひろゆきがレスバで負けた…?

若い人が都知事になってほしい意図のひろゆきが、石丸さんを攻撃する暇空茜に対してレスバトルを繰り広げたのだが、石丸さんの有料事前運動を引き合いに出されて、敗北…。

場外の勢力関係も目が離せない。

石丸さんが下克上できるのか

エンタメ的に面白い展開としては、劣勢の人が最終的には逆転するストーリーの方が面白いので、石丸さんに頑張ってほしいところ。
世間的に知名度の無い人がどういう戦略をとれば、名の知れた人達に勝てるのかは興味がある。

令和3年の衆議院選挙では、投票率は
・全体投票率55%
・20代36%
・60代71%
らしい。
都知事選も全体投票率が55%なのでだいたい同じだろう。

SNSを中心に活動している石丸さんの効果で、20代や30代の投票率が上がったとしても、世帯母数的に若い世代だけでは当選票数までは届かないだろう。

ただyoutubeの利用率は50代以上でも75%と以外に多く、ニュース系の動画をよく見るというデータもあるので、伝わる内容によっては票数を期待できるのかもしれない。

テレビではほとんど小池さんと蓮舫さんの対立構造で報道しているため、それ以外の候補者がまったく日の目を浴びていない。
だからお金を注いでSNSを中心に活動するのは方針として間違いではないが、まだ力が足りていない感はいなめない。

自分の畑であるゲームアプリで考えた時に、無名のアプリがリリースして人気になるケースは、「大量の広告による認知(時には炎上まがいのもの)」か「面白いというユーザーの口コミ」しかない。

複数の広告を作成し、インプレッションの高いものを選抜していくのが最近のゲームアプリ広告のセオリーのようだが、企業レベルの制作資金はさすがに無いはずだし、印象勝負の選挙でいまから炎上するのはさすがに分が悪いはず。

あとは口コミだが、政治的な口コミはやりにくい印象だ。
日本はいろいろあって政治と宗教を人前で話すのは避けられていた風潮がある。
なので政治的部分ではなく、印象、人柄、能力の高さで話題になることが必要だろう。
議会での討論や記者との対話の切り抜きで、頭のキレのよさはわかりやすい。が、老人や弱い人を口で言い負かす感じは、人によってはあまりよい印象には見えにくいかもしれない。

別の角度の口コミとしては、コラボも当てはまる。
現状でホリエモンや橋本徹さんあたりとは連携しているっぽいが、視聴者層がおそらくかぶっているため、それ以外の層を狙った方がいい気がしている。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」とか「指原莉乃」とかが、ちょうどいいんじゃない?政治的発言してたし

本人のがんばりはそれとして、現職の小池さんは手ごわい。

人柄よさそうな見た目だし、コロナでの活動で小池さん頑張っている感は都民にはなんとなく伝わっており、マイナス面があんまりない。
学歴詐称で騒がれてるけど、一市民としてはいいんじゃね?感の方が強いはず。
悪くはなってないし、現状のままで安心できるからいいんじゃないか という観点で、小池さん安パイで票が流れるだろうな。
「都民ファースト」という党名も、何を大事にしてるのかわかりやすいので、安直に票を入れやすい(みんな公約とか読まないから)

なにかクリティカルなよい話題を作れて、どのメディアにも露出されるかどうかが、石丸さんの勝負の鍵な気がするなぁ。
もしくは、プチ炎上して、テレビに取り上げられるけど、完璧な受け答えしきって評価を得るとかもルートとしてはありか。ワイドナショーとかサンデージャポンあたりに出演できれば…。選挙期間だし無理か?どうなんだろ

次の大きな動きは6/20の正式な選挙活動解禁日!
どのように戦っていくのか楽しみだ


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