世の中の女性起業支援策は、全く役に立たなかった。役に立ったのは…
一昔前に比べたら、起業もずいぶん楽になりました。
法人化する必要もないし、そもそも株式会社を作るのも簡単だし。
起業してからもう7年経ちますが(2年後に法人化)、起業準備時期〜起業後、いくつものセミナーや講演会に参加しました。
「女性起業家向け」「女性だけの…」というものも多かったのですが、
ただ、実際なにひとつ、役に立っていません!!!!!!
本当になにひとつ、役に立っていない!
(2回言いましたが、もう一回)
どれもこれも、ぜーんぶ役に立たなかった!!!
よく考えると、7年前に起業したと言いましたが、その10年前からネット販売をしたりHPを作ったり…
なんなら商店街に手芸雑貨店をオープンしたりしていたわけなので、これまでのビジネスモデルに全く合致していなかったのです。
役に立たなかったのはそれも理由です。
オフィスを持って、スタッフをたくさん雇って…というビジネスモデルを元にした起業家支援が私のビジネスモデルに合わなかった。
ですが、今回話したいのは実はそういう事ではなくて、『女性起業家支援』という枠組みについて。
『女性活躍社会』とか『女性起業家を応援!』とか言ってる割に主婦が仕事を持つ事の大変さを理解している偉い人っていないんだな、っていう気づき、しかなかったです。
例えば男性が語る、女性起業講座。ところどころに「そんなわけないじゃん!」てツッコミを入れたくなっていました、ごめんなさい。
基本的に、起業するなら家を捨てろ的な発想でしたね、うん。
あるいは女性起業家による起業講座。子供は実母や同居のご家族がみてくれてる、って人ばかりでした。
そりゃあ、仕事に集中できるし何の心配もなく出張もできるよね…
って人ばかりで、全く共感できなかったのです、わたし。
そんな道を歩んでいる人たちに共感できないのは、もしかしたら嫉妬なのかもしれないです。
でも、やっぱりわたしのように思う人、きっと日本中にいっぱいいると思うんです。むしろそう思う人の方が絶対的に多い!って思うんです。
だって、誰も教えてくれなかったよ一番知りたい事。
・どうやってワンオペ子育てと起業を両立したんですか?
・どうやって反対する家族を説得したんですか?
・でもやっぱり子育ても思いっきりやりたいんです!
そんなワガママ女子起業があっても良いよね!って思っていたのですが、できるわけないじゃん、て言われているみたいで常にガッカリ。
ズバリ、これから起業する人におすすめなのは『サロン』です。
もう5年も前だけど #経沢香保子 さんと #はぁちゅう さんの『ちゅうつねサロン』に参加しました。
女性の起業家や起業を目指す人たちが集まってワイワイ語り合うのですが、やりとりを見ているだけでも本当に勉強になりました。
もちろん、同じような悩みを持っている人もたくさんいてかなり現実的に使えました。
最近では、女性起業家や女性キャリアのサロンもたくさんあるし、副業をテーマにしたサロンもたくさんあるので試してみたら良いと思います。
サロンの良いのは、家で毎日勉強できること。そしてほとんどがコスパが良い。
高いセミナー料を払って、子供を預ける心配をしながらわざわざ出かける必要がない!素晴らしい!
あと、地方にいても東京の情報が手に入るというのも大きかった。
地方では前例がないけど、他の地域には既に当たり前…ということは多いです。
そういう意味では、信じる事を曲げずに済んだと思います。
私が起業した7年前に比べると、社会の環境も技術も大きく変わっています。
何か始めたい!と思っている方はまずはリサーチから。サロンでリサーチがおすすめです。