英語の教科書は完璧なのに、なぜ日本人は英語が話せないのか。
英語が話せない、ということに苦手意識を感じる方、ほんとに多い。
私は大学時代に夢も英語でみるほどにハマった経験から、話せるようになりました。
英語で友達を作ることはできます、普通に。
ただ、英語でビジネスしなさい、って言われたら もうちょっと勉強しなくちゃ・・・ってレベルです。
その経験から思いますが、日本の中学校の英語の教科書、マジでものすごく良くできていると思います。
「中学英語ができれば、英語話せる!」って本、たくさん出ていますけど、
ほんと、その通りです。
中学校で習った単語でほとんどやりくりできます。
週1で子供を英語教室に通わせている親御さんで、先生に「うちの子、全然英語を話すようにならないんですけど!」
ってクレームした親御さんを知っていますが・・・
当たり前やがな。
ズバリ結論を言うと。
「英語を話さなくても、生きていける環境」にいる以上、英語を話せるようにはなりません。
あなたが英語を話せないのは、
「英語の勉強を怠った」からでも、
「勉強ができなかった」からでも、
「単語を覚える能力がなかった」からでもなくて、
環境のせいです。日本語まみれの生活の中で、英語で話す必要性がないので、話せない、それだけのことです。
それともうひとつ。
教科書は完璧でも、日本の英語学習のプログラムが悪い。
これは子育てをしながら気づいたんだけど、
赤ちゃんが日本語をマスターするプロセスは、
まず、聞き取れるようになる→自己主張は単語から→文章として話せるようになるまでには3年くらいかかります。
そのあと幼稚園や小学校でようやく ひらがなから勉強していきますよね。書く、より読む、の方が先のはずです。
では、私たちの英語学習のプロセスは?
「聞き取る」「読む」をすっ飛ばして、「話す」「書く」から入ってるのが現状です。
それも、日本語にまみれて暮らしていて日本語マスターまで3年かかるのですから、
限られた時間の中でしか英語学習をしていなければ、話せなくて当然です。
なので、英語が話せないのは勉強しなかったから、ではなく、環境を整備できなかったから、です。
フランスにお嫁に行った友人は、娘さんが中学生になった頃から、彼女に発音を注意されるようになりました(笑)
こどもは生まれた時からフランス語にまみれてますからね・・・
その弟は、ママとお姉ちゃんの日本語を聞きながら育ったので、完全に女子の使う日本語をマスターして育っていました。
なので、日本にきた時にうちの子供たちに
「わたし、じゃなくて俺、って言え!」とか矯正されてました(笑)
今では完璧な中学生男子の日本語を話します!
英語ができなくて海外協力隊に入るのを断念した友人は、今は単身キューバに渡り、スペイン語で彼氏も作れるようになりました。
奥さんがドイツ人の私の弟、英語どころか勉強もさっぱりだったけど、今はドイツに家族と住んで、
英語とドイツ語でコミュニケーション取れるようになっています。
あと、中国人、驚くほど英語が話せません。(笑)
もちろん、一部の外資系企業エリートたちは別ですが。
日本人と同じです。英語を話さずとも生きていけるからだと思います。
ね?環境です。
英語って所詮言葉なので、「道具」なんです。
こっちが話せなくても 日本語を話してくれて、それでコミュニケーションが取れればそれもオッケーだし、
日本語で押し通して 通じちゃう、ってこともある。
この記事で言いたいのは、
「とにかく、英語が話せないのは 勉強不足が原因じゃないですよ。」
ってことです。
なので、お子さんを英語を話せるようにしたいなら、塾に行かせることじゃなくて、生活環境作りが大事です。
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