今や結婚は、自分が何かあったときに社会的手続きを任せられる相手がいるということに過ぎないよね。
YouTuberの関根りささんとジョージさんが結婚したとのこと。
どちらの方のチャンネルも見たことがあるので、そうだったのね~と思った。
私が感動したのは、今までのお互いの生活を尊重した、別居婚という選択。
夫婦が一緒に住まなければいけないなんて、古いし無くていい考えだと思ってた。
有名な方がそうやってぶち破ってくれるのは、とても嬉しい。
私の母の時代は、結婚したら女性が仕事を辞めて専業主婦となり、子供を産まなければいけなかった。
女性にとって結婚は、経済的な救済措置だったと思う。
腰掛が当たり前の時代で、自分でビジネスでもしない限り、女性の収入が上がることなんてなかった。
卵が先か鶏が先かみたいな話だけども。
子供が出来れば女性は働けない期間があるから、合理的な部分はあったとは思うけどね。
でも同じ女性として、やっぱりちょっと不公平だと思うし受け入れがたい。
ちなみにこの、男は外で仕事、女は家で家事育児っていう文化がモラハラ発生の根源になっていると思うけどそれは別の話。
経済的に豊かになれた時代があったから、女の幸せは結婚だなんてバカみたいなことが未だに言われてるんじゃないかと思う。
女の幸せを、男に託したくなんかないと私は思う。
もちろん夫に幸せをもらう瞬間もあるけど、それが私の幸せの全てではない。
友人といるときだって、上司や同僚といるときだって、一人でいるときだって、私は幸せだい!
冒頭のYouTuberの関根りささんは、自分のライフスタイルを変えるくらいなら結婚しなくていいと思っていた、と仰っていた。
私もこの気持ちは大変よく分かる。
結婚したら、友人と過ごす幸せ、仕事をする幸せ、一人で楽しむ幸せが奪われて、結婚相手と一緒にいる幸せや、あるいは子供を持つ幸せしか残らないのかと。
そんなの嫌だ、私は全部欲しい!
そんな欲張りを許してくれる男性と結婚できて、私は今とても幸せだ。
関根りささんも、別居婚という選択を一緒にしてくれたジョージさんと結婚出来て本当に良かったと思う。
先陣をきって、女性の幸せのひとつの在り方を、世の中に見せていって欲しいと思っている。
男女ともに自立して、豊かで自由な世界になっていくことを望みます。