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ラジオのコーナーっていいよね

 ラジオにはその番組を代表する名物コーナーが存在する。また、テレビと違いラジオコーナーはパーソナリティとリスナー双方向に発信して、一体となって番組を作り上げていく醍醐味と言っていいだろう。そしてコーナーにはハガキ職人と呼ばれる人達の存在が欠かせない。職人は日々考えたネタを投稿して番組を盛り上げてくれるのだが、この掛け合いは時に思いもよらない化学反応を起こす。私もその場面に何度も遭遇し、魅力を知っているからこそ毎週ラジオを聴き続ける動機となっていると思う。そして、好きなラジオコーナーの中からいくつかおすすめをご紹介したい。

霜降りANN0 ポケットいっぱいの秘密♪

アグネスチャンの大ファンであるせいやがアグネスの代表曲?にのせてリスナーが投稿する秘密の言葉を別人格『クレイジーマン』を通して読み続けるという、もはや書いていても聴いていても意味不明な破天荒コーナーである。次第に悪ふざけが過ぎ、粗品の誰が聞くねん的なツッコミでコーナー終了を度々宣告され遂に終了するも、一部の熱烈な職人がコーナー終了後にも関わらずネタを投稿しつづけその度に復活するというヤバいコーナーだ。また、せいやのZOOM事件直後の放送回で番組開始から終了までこのコーナーを通すという通常ありえない伝説回があったことでも有名だ。とにかくモヤモヤした気持ちを抱えた時このコーナーを聴いて純粋に笑えたことで何度も救われてきたと今では思う。

ハライチのターン 能力者のコーナー

ハライチのターンは特定のコーナーをおかずにフリートークを聴いたリスナーから勝手にコーナー化してネタを投稿してくるという謎のシステムが確立している。ちなみに10週続けば正式コーナーとなるが未だに達成したコーナーはない。その中でもおすすめしたいのは能力者のコーナーだ。岩井のトークで歯医者を予約したけど度々忘れてしまうことから、忘却の彼方『フォゲット ザ フォゲット』の能力者と言い張ることから端を発し、様々能力者で毎週楽しませてくれるコーナーだった。9週目までいくもダジャレ化が酷くなり、目前で終了が通告されてしまった。思い返すとコーナーというよりは忘却の彼方『フォゲット ザ フォゲット』のトークだったのかとも思うがハライチのターンにハマっていくキッカケとなったコーナーだったと思う。

オードリーANN 死んでもやめんじゃねーぞ

 放送初期から続く長寿コーナーである。内容は良い意味でブラックジョーク的な下ネタが中心となるが、このコーナーの発端となるエピソードが個人的には魅力だと思う。オードリーがショーパブでくすぶっている時期、若林が芸人を辞めようと考えていることを聞いたビト・タケシ(キサラのモノマネ芸人)が若林に向かって、ビートたけしのものまねで「あんちゃん、死んでもやめんじゃねーぞ」と励まし、若林が芸人を辞めることを踏みとどまったという。また、ビト・タケシ自身もラジオに度々出演し、売れない当時の話をするのがだが、いまだに売れない先輩たちに対しての愛あるイジリがこの番組の温かみとしていい塩梅を醸し出している。にしても感動的なエピソードを下ネタコーナーとして昇華するところがオードリー流のの照れ隠しに感じるのがほほえましい。

書ききれないので名前だけ

放送室のカプリチョーザ杯(コーナーじゃないw)、バナナムーンGOLDのヒムペキ兄さん(日村完璧兄さん??、面白替え歌コーナー)吉田拓郎ANN GOLD(番組自体が一つの音楽テーマに沿った紹介)、桑田佳祐のやさしい夜遊び(これも同様)。まだまだありますがアンテナ広く、日々アップデートしていきたいですね。

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