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八極拳の気功!!「陰陽五行説」と「五行八卦気功」の練習体系!!

中国武術の訓練体系の中には、一般的に「気功」と呼ばれる訓練法が存在します。

当流の訓練体系にも、「五行八卦気功」と呼ばれる「気功」が存在します。

この「気功」は、「八極拳」を代表とする当流の武術の身法を、「陰陽五行説」の理論に照らし合わせ、5種類に分類し、更に「八卦掌」の「易」と「八卦」の理論を融合させて構成されています。

この「五行八卦気功」と呼ばれる訓練法は、5種類の力、威力の発生方法を、それぞれ抽出し、より明確で単純な運動形態で訓練するものです。

この5種類の力の発生法は、「陰陽五行説」にある「木、火、土、金、水」と「五臓」に照らし合わせる事が出来ます。

しかし、当たり前の話しですが、「木、火、土、金、水」という「五行」の名称は、象徴でしかなく、それぞれの名称と、力の発生法は直接関係はありません。

また、「五臓」においても、それぞれの臓器に近い部位を運用はしますが、直接的に臓器から力が発生する訳でもありません。

「五行八卦気功」と呼ばれる「気功」は、前述の「木、火、土、金、水」に照らし合わされた、5種類の力の発生法に必要な、身体の運用法の稼働範囲を広げ、力の方向性を理解させるために訓練します。

また、5種類の力の発生法を、身体に癖づけするために行います。

構成としては、一つの力に対して、3種類の訓練法があり、全部で15種類の運動となっています。


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