我が呼び声に応えよ獣
この獣ってのは実はアザリーのことを指すんですねぇ
その身に宿る内なる獣とかレキちゃんのことじゃないんですねぇハイ
実際は知らんけど
富士見ファンタジア文庫の表紙ってどうしてこうも中二心をくすぐるんだろうか
ゆーても昔の作品の記憶しかないんだけど
本当に読んでるのってオーフェンとフルメタくらいしかなかったりする
名前だけならスレイヤーズ、リウイ、伝勇伝、すてプリだの有名どころはすぐ思い浮かぶけど小説自体あんまり読むの好きじゃないしな~
電撃文庫だとガンパレやブギーポップ買ってましたわな
あれはあれで装丁というか背表紙の統一感が好き
しかしこういう昔の硬派な小説って近年はなろう作品に押されてなかなか見かけないんじゃないかな
最近で言うといわゆるハイファンタジーもの?
ライトノベルって言い方も最近聞かない気がする
僕が小説界隈に詳しくないだけで普通に出回ってはいるんだろうけど情報源がツイッターかアニメ化されてるものを聞きかじってるだけなんで見聞が浅い浅い
そういえばオーフェンも最近アニメのリメイクされてたっけ(見てないが)
無印のオーフェンアニメ見たときは目がキラキラしすぎてて違和感バリバリでしたがいま見るとそうでもない?
オープニング曲とかめっちゃ良かったけどねー
こっちは続編になるのかな?
これは視聴してないけどやっぱりおめめキラッキラ
リベンジっていうとゾンビランドサガ思い出しちゃうな
ときにオーフェンと言えば無謀編なんだけど、フルメタルパニックも同じように番外編というかギャグ短編としてまとめたものを刊行してたわけですよ
長編が主軸としてあるあの辺のラノベはギャグ系も副次的に書くように編集主導でやらせてんのか作者が書きたくなっちゃうのか内情が気になりますなぁ
やっぱり他の有名どころも似たようなギャグ短編とか書かれてたのかな?
ちなみに無謀編は語呂がいいんよ
てめえらとっとと金返せ、とか
お前はいったいなんなんだ、とかさ
あと設定ね、設定
世界の設定に対する造詣・造形がこれでもかってくらい深いんよね
オーフェンの世界を構成する要素っていろいろあるんだけど魔術の成り立ちからドラゴンの設定、牙の搭、っていうかアザリー
主人公まわり以外の描写って多すぎると読者も着いていきにくいと思うんだけど上手く小出しにしててすごいと思ってる
綿密な計画のもとに構成してるんだろうなぁ
考えた設定を全部出したいってのは作者としては当然で、しかしながら作家としては「作品」の為なら削るべきところはきちんと選んで取捨選択しなきゃいけないんでしょうね
小説を書くにあたって当たり前のようでいてアマチュアには難しいんじゃないかな
でもってこういった絶妙なバランスの上に築かれた独自の世界観をマシマシに推し出した、ロマンに浸れる作品を読者(俺)は求めているわけですよ
その意味では僕の大好きなランスシリーズ(エロゲ)も重厚な世界観を持ってるんだよね
なんとなく主人公(オーフェン─ランス)の破天荒さも似てる気がしないでもない
全然違うんだけどね
そんでもってね
ネーミングセンスに心揺さぶられるんよ
なんすか地人だとかキエサルヒマ大陸だとかキリランシェロだとか
いいじゃん(いいじゃん)
でもマジクはマジックリンから取ったでしょ絶対
他のキャラも元ネタあるかもしれんが分からん
2部の途中まで読んでたけど続編もあるみたいだね
4部で完結なのかな?
3部は書かれないらしいね
いまさら全部読むのは相当な熱量が無いと難しいだろうな~
でも硬派でシリアス、無骨なゴツゴツのファンタジー長編小説を読みたい人には超オススメの作品です☺️