【手紙シリーズ①】作った同人誌とファンレター

2024年9月16日 03:19

手紙をテーマにします

僕は小さい頃から

「手紙を書くこと・もらうこと」が大好きです。

noteでも

手紙をテーマに書こう！と決意し、

早速構想を練り始めましたが、
やはり51年も生きていると、なかなか色々わんさとありまして、
今回は第一弾として、
過去に同人誌を発行し、コミックマーケット等のイベントにて頒布し、
感想として頂いたお手紙を３通、紹介したいと思います。
もうオタク冥利尽きます。

トキメキロボ

恋愛シミュレーションゲームの代表作としても名高い、
「ときめきメモリアル」は発売当時からハマり、
最初は大学の仲間たちと、同人誌を製作しました。

当時は幸運にも大手サークル様らとも仲良くさせていただき、
委託販売もさせていただき、クオリティの割には完売しまくりました。
波に乗れれば、いい時代でした。

ゲーセンでバイトする事になってから画力がとんでもない友人に
拝み倒して作画してもらいました。
（僕もメカパート描きましたが、お見せできません（なら何故出したし））
僕のサークル「新しい風」（ひえ）通算３冊目に当たる、
表紙を見て頂くと、一目瞭然ですね。
当時爆発的ヒットの新世紀のアレのテイストで。

ときめきメモリアル+ロボ
の路線？で製作しました。

1996年3月発行。
確か200部刷って完売したような。
ちなみに第二話以降のこの続編はありません。
その後就職し、激務で同人誌製作活動が全くできませんでした。

この本の刊行時はサークル仲間も増えてましたので、
わはは、バカでーみたいにヘタウマでも楽しんでました。

ある日、自宅に一通の封書が届きました。
驚きました。字は伏せましたが、
まず封書の宛名書きが左からでした。
（写真だと到着した日付がありますね）

中にはサッカーのJリーグのノートらしき一枚。
文章も熱く書いてありました。

「彼に人生初の感想を送りたいと思わせる位、喜んでもらえて良かった！」

もう、それに尽きます。
それも僕のパロディネタ（替え歌）をここまで絶賛してくださって！！

僕にとって彼のファンレターが人生一番だと現時点でも揺らぎません。

キカイオー塊

「超鋼戦紀キカイオー」はカプコンが出した対戦アクションゲームです。
僕はこのゲームを堪能しました。
酸いも甘いも思い出だらけです。

編集後記的な文を見ると、時間ないない言ってますけど、
当時一人で奮闘した形跡はありました。（変わってないなぁ…）
メインは10ページの小説でした。
ワイズダックという５人乗りの陸戦兵器が
このゲームのラスボスと戦い、歴戦の操縦士らが
最年少のアービンという青年兵を逃がし、
ラスボスと相討ちになる話です。

それでもお手紙いただきました！
滅茶苦茶嬉しかったですね！

バーニングチャレンジャー

この本は僕が30歳を越えてからTCGの世界なるものに飛び込み、
そこで知り合ったご縁の仲間たちと製作しました。

イナズマイレブンTCGをもっと広めたい！
そう願う有志で製作しました。

僕の作画パート以外の完成度はそれなりだったと自負してましたが、
内容があまりにニッチであり、
友人の鼻息荒く「これは売れますぜ！」と言った言葉を信じ、
2010年6月に200部刷り、オンリーイベントで販売しましたが…。
頒布数はお察しください。

僕は当初、とりまとめと出資だけの役割の予定でしたが、

「リーダーの貴方が描かないでどうするんですか？」と

これまた懇願？され、ひいひいで描きましたが、
当時ぜんぜん指が動かない時期でもあり、
後日頂いた感想に
「お前のヘタなマンガさえなければ」と評されました。