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婚活だろうがブブゼラ吹いてるくらいがちょうどいい
こんにちは、破天荒ちゃんです。
今日は衝撃の出会いを体験した日の思い出を書いていきたいと思います。
数年前、3連休の初日、家でなんの予定もなくゴロゴロしていた私。
その当時は彼もいなくて、趣味や習い事も特にしておらず、やることといえば家でひたすらNetflixかLINE漫画を読む日々。
「暇だな〜、たまには出会いでも探すか〜」
とマッチングアプリに登録しようか迷うものの、
「いや、いちからメッセージのやり取り重ねてとかめんどくさい!他に今までしたことないような出会いの方法ないの?なんなら今まで出会ったことないような海外の人と付き合いたい!」
そう思ってネットの検索を始めます。
そこで見つけたのが、「国際オンラインお見合い」。
「何これ…?よくわかんないけど面白そう。しかも2時間後に開催だし!参加しちゃおー!」
勢いだけで申し込んで開催の時間を心待ちに。
ワクワク…!!日本人向けのお見合いの場にわざわざお金払って参加する人ってどんな人なんだろう。
日本語もペラペラでレディファーストの文化で育った紳士と出会えたりして…♡
そんな期待を胸に参加したお見合いでしたが、そこには想像を絶する衝撃的な出会いが待っていました。
参加したのは女性3人、男性4人の超少人数。
「オンラインお見合いってこんなものなのかな?まぁいっか」
順番にそれぞれの男性と会話していったのですが、最後に現れた男性。
そう、この人がとんでもないカルチャーショックを私に与えてくれました。
アフリカ出身という彼。
英語もカタコト。日本語もほぼ話せないようなのですが、笑顔で一生懸命会話をしようとしてくれます。
私「How long have you lived in Japan?(日本に住んでどれくらい?)」
彼「I've only been in Japan for about‥ 「ブォォォォォォ」
(あれ??なんか聴こえないなぁ)
私「What ward in Tokyo do you live in?(東京の何区に住んでいるの?)」
彼「ブォォォォォ 」Ward, Tokyo.」
彼が返事をしようとするたびになぜか大事な部分がブォォォォォという騒音でかき消される。
(え、何?なにごと??)
そう思って彼の映る画面を良く見ると、彼の背後にもう一人の男の人が。
しかもその人ブブゼラ吹いとるやんけ!めっちゃうるさいんだが!!
「すみません、ブブゼラがうるさいのでやめてください」って英語でなんて言うの?やばい、私そこまで英語力ないんだけど‥とあまりにも日常英会話から逸脱した状況に自分の無力感を痛感しながらも戸惑っている私の目の前がガヤガヤし始めたのもつかの間。
なぜか画面の向こうには男性が二人。
「カワイイネー」とさっきまでブブゼラ吹いていたお友達。
待て待て、お見合いって一人で参加じゃないんか!!2対1ってありなのか??
混乱しっぱなしの間に個別で会話する時間も終了に。
その日誰とも連絡先を交換することなくオンラインお見合いを終了した私が感じたことは、たしかに日常生活で出会うことのない稀有な出会いができたこと。ネタができたこと。数年後もこうして笑えるネタを提供してくれて本当にありがとう。
一人だけインパクトがめちゃくちゃ強い人がいたら、他の人達の記憶がいっさい消えてしまうということも良い学びでしたね。
つまり何が言いたいのかと言うと、たとえ目的とズレた結果になっても最後は良いネタをプレゼントしてもらったと思えればどんな経験も良い思い出になるよね、ってことです。
どんな場面でもブブゼラ吹けるくらいに気楽に生きたいですね。
さて、最後に「すみません、ブブゼラがうるさいのでやめてください」は'Sorry, please don't, the vuvuzelas are too noisy.'でいいのかな。