私の人生を変えた先生の一言
子どもの頃から
「やればできるのに」
と言われていました。
「今から漢字のテストをします。5分後に始めるので、それまで勉強してください。」
こういうテストは満点が取れました。
「明日、漢字のテストをします。お家で勉強してらっしゃい。」
こういうテストは間違いなく不合格でした。
なぜだか分かりますよね。
私はお家では全く勉強しない子どもだったのです。
どんな才能があっても、見たこともない漢字は書けません。
保護者会では担任の先生から
「澤田くんはやればできるんですけどねえ」
と言われます。
次の年も
「やればできるのに、勿体ないですね!」
最後は
「あなたはやればできるんだから、頑張りなさい!」
お家に帰ると
「ほら、やればできるって言われたでしょ!才能はあるんだから、やったら!!」
と言われます。
そうなると
「僕はやればできるんだ。今はやる気が起きないからやらないんだ。」
と自分に言い聞かせるようになりました。
僕には
「やればできるのだけの才能があるんだ」
ずっとそう思ってきました。
中学に行っても、同じでした。
勉強も運動もそこそこ以上にできました。
「自分には才能があるんだ。」
そう信じてました。
ところが
高校で出会った大学出たての体育の先生だけはこう言ったのです。
近くにいるのになぜか大きな声で
(体育の先生の特徴でしょうか)
「さわだぁ~、お前、『やればできる』って言われてきただろう。俺はお前を見てると『やる才能がない』んじゃあないかって思うんだわ!」
脳天を槍で突き刺されたような衝撃でした。
「やればできる」なんて何にもならないんだ。
できてもできなくても、やることが大事なんだ!
そう気づいたのです。
私の
座右の銘が決まりました。
とにかくやってみよう
です。
それからの人生は??
こんなに素敵になりました(笑)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?