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一年目の浅い知見による監査法人選びの話
すやきです。
仕事納めをしました。2020年残りの時間は、家でビールを呑みまくって暴れるだけです。
さて、監査法人に入所して一年が経とうとしています。
僕が会計士試験に合格し、すぐに入所した監査法人で一年を過ごした今から一年を振り返ります。
あと2ヶ月後に、論文式試験合格を目の当たりにできるあなた方へ向けて書いた記事です。
結局最後は人や雰囲気になるのが就活だけど・・
論文式試験が終わり、間も無くして監査法人説明会が始まりました。
去年の僕も同じような日程で始まったわけですが、僕の場合、最終的に今の監査法人に決めるまで2ヶ月半の月日が必要でした。
はじめから「実務要件を満たし修了考査のタイミングがくる数年以内に辞められる環境を」と望み就活を始めていたのですが、なかなか見合うところは見つけられずにいましたね。
人生の大事なファーストキャリアともあって、僕にしてはかなり慎重な選択をしていたなと思っています。いろんな説明会に顔を出し、いろんなリクルーターの方と話して、各法人の雰囲気を自分の中で創っていました。
リクルーターという方は、どうしても自分の監査法人にきてほしいのか、いろんないい話をパフォーマンスとして聞かせてくれるのですが、その情報が就活生の自分にとって本当に有用だったかどうか、入所してからしか「自己採点による答え合わせ」ができません。
それはどんなに入念な監査法人選びをした就活生にも当てはまるかとは思います。
実際に僕も、監査法人に入ってから「あれ、あの人が言ってたこと、全然違うじゃん」と、「間違い」を見つけることはありました。
しかし、就活当時から、入所一年になろうとする今日まで変わらなかった、いや、変わらないでいてくれてよかったなと心の底から思ったことがあります。
それは紛れもなく、自分の、「キャリアに対する監査法人の捉え方」でした。
監査法人に対する僕の考え
就活当初から、将来自分は独立するという考えをもち、発信してきました。
それは、会計事務所としての独立だけでなく、起業とかの選択肢も含んでいます。
僕はひねくれているので、「なんでファーストキャリアは監査法人なんだろう」とか思っていましたが、
監査法人で高い給料をもらいつつ、手元に残るお金で金融商品に投資したり、自己投資でスキルを磨こうと思いました。
そして、自分のスキルが成熟したタイミングで、監査法人の路線からは外れようと思っていました。実際僕は会計とか監査がそんな好きではないので。
そのおかげか、ゆるく働ける高給の監査法人にいたこの一年で、いろんなスキルを身に付けました。
noteでブログを書いてSNSで発信してみたり、投資をはじめるにあたって本を読み金融界隈にのめりこみ、税務の勉強もできました。
投資損益に至っては、その利益のいくらかで引越しを実現させました。
都心に引越せたおかげで友達が増え、いろんなネットワークができました。
それも全て、時間にゆとりのある在宅ワークや、高い給料のおかげでした。
あまり言い方はよくないですが、僕にとって監査法人とは、
「キャリアの休み場、息継ぎの場所」
だと考えています。言葉を選ばずに言えば、「キャリアの踏み台」です。
それでいいんです。そう考えることについて、誰も悪く言いません。
あまりリクルーターのような方からは発せられない、就活に対する考え方のひとつですが、これは多くの公認会計士準会員の本音だとも思います。
これから合格発表までの期間、長く就活をされて法人選びに悩む方も多いと思います。
相変わらずしょぼい内容の記事ですが、少しでも参考になっていただければ、筆者すやき、望外の喜びです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。noteのフォロワーも100人を超えました、感謝感謝です。
2020年12月24日 すやき
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