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大人と子供。


はじめに

はじめましての人ははじめまして、大人になりきれない子供大人こと毒白です。今回は大人と子供というテーマで話をしていきたいと思います。大人と子供、簡単なようで難しい話題です。

大人なんて大したことない

「大人なんて大したことない」 私は中学生の頃、そう思ってました。学生時代関わる大人と言えばもっぱら「先生」と呼ばれる人達です。学校の先生、塾の先生。私はとてもいけ好かない子供だったので正直その人達のことを舐め腐ってました。品定めしてました。「先生」と呼ばれる人は教育の場では無条件に生徒より上の立場になりますけど、「先生」と呼ばれる人間も所詮一人の人間に過ぎないし必ずしも人格者というわけではありません。教育に熱心で向上心があって生徒思いの先生もいれば、学校という場で自分が偉いのだと勘違いしてその立場に胡坐をかいてる人もいます。大人と呼ばれる歳になってみればそんなの当り前なことなんですけど子供からそういう目で見られるのは本当に気に食わなかったと思いますね。

それで、私自身大人と呼ばれる歳になって考えがどうなったかというと変わってないです。むしろその考えは強くなった気もします。「大人なんてやっぱり大したことない。」

大人の大半は自分のやりたかったことや夢を諦めてます。私もその中の一人かもしれません。一応、私はまだ時間に猶予があるので抗ってはいます。自分の学びたい分野に触れられる大学に行き始めたり、私の大好きな音楽とか映像作品とかに日常的に触れるようにしたり、ライブに行ったり、最近ではなにか新しい出会いがあるかもと小説も読み始めました。またこのブログもその抗いのうちの一つだと思います。私は引きこもり期間もあったのでもしかしたら他の人が高校大学でするようなことを大人になった今してるのかもしれません。

子供たちに言いたいこと

これを大人の私が言うのは矛盾してますが、大人のいうことなんて聞かなくていいです。自分のやりたいことをやった方がいいです。もちろん全部が全部そうだってわけじゃありません。聞いた方がいいこともあります。でも、自分のやりたいことに関しては譲らない方がいいです。例えば、今音楽が好きでその道に進みたいと思ってるならやった方がいいです。絵が好きで絵を描き続けたいと思うなら描き続けてください、サッカーが好きならサッカーを、ゲームが好きならゲームをやり続けてください。親とか学校の先生はきっと現実的にどうだとか言ってくると思いますが無視でいいです。もちろん出資者は親だと思うので説得は必要ですが。本当にだめならだめでいいんです。その時初めてどうすればいいか考えればいいんです。やったことは無駄になりません。でも、そこで辞めてしまったりやらずに終わったらきっとずっと後悔することになると思います。自分が親になったときに子供にそのコンプレックスを押し付けることになってしまうかもしれません。自分が大学に行かせて貰えなかったから子供をいい大学に行かせたくて子供の意思に関係なく塾詰めにしたりとかよくある話ですからね。大人は99%が夢を諦めた人です。夢をかなえたといえる人でも妥協があったりして大半は思い描いた完全な形ではないと思います。妥協とか現実との兼ね合いは必要な時に適宜行えばいいんです。子供は夢を諦めた大人の話なんて無視して全力で走ってください。それが子供の強みなんですから。

大人なんて大したことない その➁

もう一つ大したことないなって思う根拠があります。それは建前ばかりで本音が言えなくなるということです。大人を大人たらしめてるものもこの建前だと思います。表ではいい顔して裏で悪口めっちゃ言うとかほんとにしょもーないけど大人になると割とそうなんですよね。その方が人間関係が円滑に進むからとかそういうくだらない理由で。自分も段々と自分の言いたいことを言えなくなってきたなと感じてます。そういうくだらないことを気にするようにもなってきたなと感じきてます。自分はあんまり悪口とかいうの好きじゃないんでそれは言わないようにしてるんですけどつらいとか苦しいとかそういうネガティブな心の内を吐き出すのが段々と難しくなってきました。結局口に出さない方が賢いんだろうなってことは分かってるんですけど、それでも弱音吐きたい時とかあるじゃないですか。でも、人からの見られ方とか気にして言えなくなってるんですよね。ほんとにくだらないです。でも、仕方ないことです。

この世に大人は居ない

大人なんてものは子供の自分に建前をコーティングしてできてますから。みんなほんとの意味で大人になんてなれてないんです。なんなら自分に嘘ついてるとさえ思います。本当はこうしたいけど、あれこれ理由を捏ねくり回して○○だからできないとか○○だからほかのことやらなきゃとか。私もそう考えるとつまんない人間になったなー。社会に適応しつつあるとも言えるんでしょうけどね。でも、自分は少しでも疑問に感じた事とかからは逃げたり目を逸らしたくないです。なんで?どうして?って思ったらせめて自分が納得するまでは突き詰めたいです。脳死で受け入れることが賢いことだとしても私は抗いたいです。そうじゃないと、「私」というものがいったい誰でどういう人間なのかということまで見失ってしまいそうなので。それは嫌です。社会に適応することより自分を見失わないことは大切なことだと思ってます。それでも、現実的にタイムリミットがあって綺麗事ばかり言ってられないことも重々承知してます。やはり、どこかで妥協して受け入れなきゃいけない事も沢山あるし、既に妥協して受け入れてることも沢山あります。もう私も「大人」なのでいつまでも現実を見ない訳にはいかないし子供みたいなこと言い続ける訳にもいきません。でもなんかそれが嫌だなって思ってるのは間違いないです。ずっと子供で居たいとかとも少し違うけどモヤモヤします。無理矢理言葉にするならば、私はそこまでしてまで生きていたい訳ではないのかもしれません。はぁ〜〜〜、10代に戻ってやりたいことだけ全力でやりたいなー!やりたくないこととか余計なこととか全部無視して。まあ、無理ですよね。

おわりに

今回は少しネガティブ気味な内容だったですかね。大人、大人ってなんなんでしょうね。ほんとに。考えれば考えるほど分からなくなります。ずっと子供でいることが正解だとも思わないけど、無理に大人になろうとすることもまた正解ではない気がしてます。私はなるべく色んなものに抗いながらも現実と折り合いを付けて少しずつ成長していけたらいいのかなって考えてます。引きこもり期間などがある私は色んなことが周りと遅れてて焦りがないと言ったら嘘になりますけど、焦っても仕方ない、焦っても仕方ないってずっと言い聞かせてます。実際それはそうですし、自分のペースで進んでいくしかないんですよね。難しいなあ。周りなんてどうでもいいってぐらい吹っ切れるぐらい強くなれればいいんでしょうけどそこまではまだ強くなれません。自分がどうなりたくてどう進みたいのかも正直ハッキリはしてないんです。

今回の話はこれで終わりです。また気が向いたら適当になんか描きます。読んで下さりありがとうございました。それではまた。






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