【Dart】FlutterデベロッパーがバックエンドもDartで開発してみる(1日目-環境構築-)
はじめに
普段のFlutter開発では、バックエンドをPHP、Ruby on Rails、TypeScriptで開発していますが、フロントエンドと同じ言語で開発できればスピード感が増すのではないかと考えはじめ、バックエンド開発もDartで開発してみることにしました。
今回開発するのはWEBアプリのバックエンドですが、後々はPHPとMySQLで開発していたモバイルアプリのAPIをDartに移行したいということもあるので、DBにはMySQLを採用します。
Flutter以外のDart開発の情報があまり多くないのがやや不安ですが、Dart開発の知識を共有したいと思います。
Dartをインストール
Flutter開発をしているのですでにDartSDKは端末にインストールされていますが、Flutter開発に影響を出さずにバージョンを変更できる環境にしておきたいので、新たにインストールしました。
プロジェクトを作成
Dartがインストールできれば、dartコマンドでプロジェクトを作成します。
dart create api
今回は『api』というプロジェクト名にしました。
mainを含んだapi.dartというファイルが生成されるので、このファイルを以下のように編集します。
import 'dart:io';
Future main() async {
var server = await HttpServer.bind(
InternetAddress.loopbackIPv4,
4040,
);
print('Listening on localhost:${server.port}');
await for (HttpRequest request in server) {
request.response.write('Hello World!');
await request.response.close();
}
}
これで、『dart run bin/api.dart』で実行します。
http://localhost:4040/ にアクセスして、Hello World!が表示されれば正しく実行されています。
これでDartの開発環境構築は完了です。
明日はDBあたりに着手したいと思います。