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「私、やりましょうか?」その一言から複業フリーランスに!サイコさん流マルポテの活かし方

What’s マルポテラジオ??

企画実験室であるhatch Lab.やマルポテスクールirodoriを主宰する代表のはっちが、さまざまなマルチポテンシャライトなゲストをお迎えして、マルチポテンシャライトである自分をちゃんと受容し、マルポテな生き方を選択するとどう変化していくのか…

そんなことを大テーマとし、おしゃべりしていきます。

そこのマルポテ予備軍さん🙌
ゆるりと、でも熱いマルポテさんたちのストーリーを聞いてみてください😊

▼過去のマルポテラジオレポートはこちらから▼

サイコさんについて

今回のゲストはirodori1期生のサイコさん!

現在は複業フリーランスとして、オンライン秘書チームを作り、メンバーと一緒にオペレーション設計や業務効率化・ECサイトの運営支援などを中心に伴走型の支援を行っているサイコさんです。

サイコさんは2023年6月にお子さんを出産されたそうですが、入院先にもパソコンを持って行き、産後1週間後にはミーティングに参加するほどパワフルなママさん。

マルポテを知り、irodoriに参加してから現在までのお話を伺いました。

マルポテを知ったキッカケ

サイコさん(以下:サ):私自身、突き抜けてるものがない、強みがないなと思っていたことがあって、スペシャリスト=専門性があることに、憧れがあったんです。

そんな時にTEDに登壇していたエミリーさんの動画を見て、マルチポテンシャライトという言葉を知りました。

ただ、それをどう自分の生活に活かそうとか、 自分に置き換えてみたいなところは全くなかったんですよね。

はっちさん(以下:は)irodoriに参加してくれましたが、「やっぱりマルチポテンシャライトかもしれない」って気持ちがあったから入ってくれたんでしょうか?

サ:実はコミュニティに参加したいっていうのは全然なかったんですけど、Xを通じて他にもマルポテ気質を持ってる人がいることを知って、入ってみようかな…と思いました。

マルポテを知ってからの変化

は:マルポテを知って感情や感覚的なもので、なにか変わったりしましたか?

サ:飽き飽きしながらも淡々と仕事をやるのが大事だと思い込んでいたから、コミュニティに参加して同期やはっちさんの話を聞いて、こう思ってるの自分だけじゃないんだって気づいて「この道を自分なりに正解にしていこう」という決断ができるようになりましたね。

その他の人を知る=自分のことを知れるような気がして腹落ちしやすかったというサイコさん。irodoriに参加して、 同じようにモヤモヤしてる人がいる事実がサイコさんを救ってくれたそうです。

は:副業でスラッシュ的な仕事を始めたと思うんですが、そのきっかけは何でしたか?

サ:転職先の会社がフルリモートだったので、時間に余裕ができたことが理由としてあって、キャリア以外の仕事部分で、何か自分がやれることをやっていこうと思いました。

そこで少しずつ始めていったのが副業になって、できることをやっていたらそれが大きくなったので、落ち着いた頃にフリーランスになりました。

フリーランスになるための3ステップ

は:キャリアについて悩んでいる人って、色々勉強して、デザインやライティングだけでなく、いろんなことができるのに、それを仕事に繋げきれていない人が多いんですよね。

フリーランスになったり、独立したいと思っていても、安定収入がなくなることに不安を持ってしまう。

サイコさんは独立までに1年かかったと思いますが、最初のステップでしてよかったことはありますか?

サ:私も安定した収入は大事だと思うので、会社員をやりながら、「小さく始めるとしても副業にどれだけ時間を使えるか」ということを考えたというのが1つあります。

2つ目が、とりあえずやってみる。苦手なことややったことないことでも、「私、やりましょうか?」と手を挙げると、お仕事をもらいやすいです。

最初はお手伝いでやっていたけど、実際はもっと困っていることがあったり、悩みがあったりすると思うので、そういう隙間に入っていくと、小さなことから任せてもらいやすいかなと思います。

サイコさんはオンライン秘書として、クライアントに本質的な業務をしてもらうために、事務や雑務を巻き取るという働き方をしているそうです。

まずは、相手が少しでも困っていそうだったら、金額や処遇関係なく、無償でも「ちょっとやってみてもいいですか」など、1つのアクションを起こすことを大事にしているとお話されていました。

3つ目が、スキルをシェアできるようなコミュニティに属するっていうのがいいと思いますね。

ライター系、 デザイナー系のコミュニティとかもあるので、そういう方向に行きたければそこに入るとお仕事もらえたりする。

もちろん最初から大きな仕事はできないから、確実にスモールスタートでできるようなことを仕事にしていくのがいいと思います。

得意不得意の取捨選択

は:苦手なことややったことがないことでも、とりあえず困っていそうな人に声かけて、できない部分は勉強しながら始めていくことがいいかもしれないですね。

サ:スキルで選ばれるというより、初めてのことでも「とりあえずやってみます!」と言えるのは、私はすごく大事なスキルだと思っています。

特にマルポテさんは、フットワークが軽いし、やりたいことがいっぱいあるし、好奇心もある。

私が今いろんな会社で働いているのは、自分の好奇心を満たせるとか、食わず嫌いをしないっていうところが1つありますね。

でも苦手なことは苦手です(笑)

は:好奇心から やってみようかなって始めたことが、実はすごく楽しくなかったり、「あ、これちょっと続けるの難しいな」って思ったりしたことはありますか?

サ:決まりきってるものを当たり前のようにやることがあまり好きではないので、それは得意な人にお願いしようって思っています。

でも、実務をわかってないといけないから、自分でマニュアルを作って、辞める時には早めに渡せるよう工夫しています。

は:自分が苦手なことを知っておいて、マニュアルすることも大切ですよね。

誰でもできる仕事はマニュアル化して、自分ができなくなったときには、マニュアルを渡して次の人に引き継いだりできる。

マニュアル化もそうだけど、サイコさんは効率的にちゃんとみんなが回せる状況を作れるっていう部分が強いんですよね。

:最初は全然気づかなかったんですけど、マニュアル化や効率化することが人より得意なんだなっていうのに気付きました。

は:それに気づいたきっかけはありますか?

サ:自己紹介の際にキャリアを話していく中で、運営や場を円滑に回すところを基本軸としてあるんですけど、ただ回すだけではなくて、管理的な部分や、プラスアルファの部分も考えてやっている。

私は「これがやりたい!」っていうものはなくて、置かれた場所で頑張ってやるタイプなので、オペレーションやマネジメントが得意だということに気づいたキッカケですね。

今後の展望

は:今後の展望はありますか?

サ:働くのが好きなので働きたい気持ちがあるのですが、今、育児への比重が多くて、育児と仕事の両立ができるかが悩みです。

自分の心の葛藤が出てきたり、時間の有限さを実感しています。

でも、ママだからって何かを諦めるのも私らしくないので、優先順位をつけながら、やりたいことを全部やりたいなと思っています。


いかがでしたでしょうか。

子育てしながらフットワーク軽く活躍されているサイコさん。
フリーランスになるための3ステップなど、タメになるお話をたくさん聞かせてくださいました。

サイコさん、ありがとうございました!!

(執筆・makio


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