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プレーオフ 佐賀バルーナーズ戦を終えて

お疲れ様でした。
プレーオフファイナル、泣いても笑っても最終決戦待ったなしSagaアリーナと舞台は整いました。
先に書きましたが長崎はガルシア選手西川選手をどう対処するかに注目かと思いました。しかし蓋を開けてみると佐賀の地元選手である角田選手が躍動。アンストッパブルな活躍に加えアシストも冴え渡り、更にはバックコートからのブザービートに24秒間際のサーカスショットまで飛び出し手がつけられない状態。凄かった。こりゃあガルシア選手がいなくても連勝延ばせた訳だと納得。素直に凄い。
ヴェルカもリオン選手と高比良選手がハードなディフェンスでプレッシャーをかけ続けるも西川選手角田選手とフィーラー選手のピックアンドロールが止まらない。ハーフコートで確実に得点を決められて流れを掴め無かった。それでも一試合目は4Qで同点まで持込み最後にボンズ選手のあわやブザービートかと思われたレイアップがあったもののタイムアップでノーゴールに。ギブス選手の不在が大きく響き最後の力をすでに振絞りきっておりオーバータイムに入った時点で勝負がついていましたね。
二試合目も蓄積された疲労の色は隠せず、特に3Q半ばから疲れが浮き彫りにディフェンスでも相手の動きは見えているのに脚が動かない状態だったように感じました。しかしながらそれでも最後までファイトし続け最後の狩俣選手がスリーを打つセットはしっかりとメイクしてくれました。最後は残念ながらリングを捉えきれませんでしたがヴェルカスタイルを貫いて今季最後の試合の終了を迎えました。
Sagaアリーナはアウェイにも関わらず半数近くのヴェルカファンが現地応援で選手の後押しをしていました。最新のアリーナでアウェイにも関わらずあの空気感を出せたのは試合の熱量とファンの熱量の相乗効果があってのことだと思います。B1の舞台でも九州ダービーは続くと思うと楽しみでもあります。

長かった長崎ヴェルカの2022〜2023シーズンがこれを持ちまして終了となります。このリーグ戦でB2のどのチームよりも多くの試合をしてくれました。
そのどれもがベストゲーム、という訳では無かったと思いますがB1昇格のミッションを達成する為には必要な事だったのかもしれませんね。プレーオフ決勝では正に全てを振絞りそれでも力尽き悔しいシーズンエンドだったかもしれません。ですがこれから先の未来ではこの日この試合が必要な経験だったと思える時が必ず来ると信じています。
共にB2リーグを闘ったチームの代表としてB1リーグの先輩チーム達を驚かせ旋風を巻き起こしてくれる事と思います。ですが、それまでちょっと休憩ですね。
次のステージまで、あともう4ヶ月ちょっと。
Let’s Go Velca!!

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