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僕が目指すもの
改めてMOUNTAIN PORT DISCOVERYの第一回古道トレイル整備会にご参加頂きまして誠にありがとうございました。
初めての試みにつき至らぬ点が多々ありましたことお詫び申し上げます。今回32名の方にご参加頂き、6月、7月の大雨で荒れてしまった箇所の復旧もでき、地域の方が住む麓に土が流れないよう砂利を引く作業もスムーズに進みました。
区長さんはじめ地域の方は草刈り作業の役目があり当日皆様にお会いして頂く機会を作れなかったので、作業内容を事後報告させて頂きました。
さて、正式にアナウンスして古道整備会を開催するまで、予期せぬトラブルも多数ありましたが、そのトラブルのおかげで前に進むことができ、地域や行政とのコミュニケーションも取れるようになりここまでこれたと思います。ただアウトプットすることで昨今問題とされる地域とMTBerのトラブルが発生することも考えられたので整備会を開催することにおいては非常に僕自身ナイーブでしたが結論やってよかったと思います。暑いなか本当にありがとうございました。
僕がマウンテンバイクを始めるきっかけはやはりファッションでした。スケートボード、サーフィン、BMXなどオリンピックで活躍する10代のアスリートを見て、競技としての凄さの前にキッズが楽しめる環境整備が進むスポーツはやはりハード、ソフトともに進んでおり、さらにはオシャレでカッコいいと思いました。自分もMTBを始める前はサーフィンやスケートをやっていたのでなおさらですね。その中できっと好きを極めた子達が競技というものにチャレンジしていく。
マウンテンバイクがメジャーになるには何が足りないか答えは明確で、マウンテンバイクをはじめとしたアウトドアスポーツにおいては圧倒的にキッズが楽しめるフィールドがないので、スポーツとして知ってもらう機会も少ないし、次世代が育つ環境もない。自分の子供を育てて痛感しましたし、何よりこんなカッコいいスポーツを子供達に言葉なしで伝えることができないのはもどかしく思っています。
この10年は競技での環境整備に注力していましたが、競技ではそれを伝えることが難しく、今現在はイベント業務などでお世話になっていた新城市でデュアルライフをしながら、僕らの楽しむマウンテンバイクというスポーツを知ってもらうとともに、キッズが楽しめるフィールド作りを中心にマウンテンバイクカルチャーを構築していくことに生きがいを感じています。
古道整備をするなかでトライ&エラーを繰り返し、古道整備においては結論エキスパートの僕らが走ることがゴールではなく、MTBerができる数少ない社会貢献としての象徴として、麓にこれから造成するキッズ向けのパークを中心に動いていきたいと思っています。
その先にあるものがきっとおそらく参加された皆様がイメージするモノだと思うので温かく見守って頂けると幸いです。僕はサーフィンカルチャーのように丘サーファーがいて、サーフィンをやらなくてもサーフファッションを身につけるようなマウンテンバイクカルチャーを本気で作りたいともうずっと前から思っています。結果新城市に移住してくるライダーがたくさん増えたらもうこの文化は本物ですね。それには行政としてもしっかり移住者を受け入れる体制が必要ですがきっと新城市ならできるはず。10年以上スポーツツーリズムに注力したノウハウはきっと今こそここに活かすべきですね!
古道の運用につきましてはやはり今後も様々な問題が発生することが考えられるので、今回整備したトレイルは新城在中のMTBerのみ使用可能で、市外の方はしばらく整備会のときのみ走行ができるというルールを設定したいと思います。
次回は9月20日に同じスケジュールで開催させて頂きますのでよろしくお願い致します。長くなりましたが改めて今回整備会にご参加頂きましてまことにありがとうございました。
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