古道再生整備Part45
日々天気予報と睨めっこです。昨日、今日とまとまった雨が降ったので3月の大雨で大破した古道をコツコツ整備していますが、本日は午前中に時間を作り、各所をチェックしながら引き続き古道トレイルの整備をしてきました。まだまだ雨が続くので大掛かりな整備はできませんがまたひとつ水が集中する箇所に砂防を設置。梅雨シーズンもあと一か月ですが、小まめなメンテナンスをしている成果が出ているのか、何とか大きな崩れもなく維持できています。
3月、4月の大雨は結果的に考えるとあの時は非常に大変でしたが梅雨対策もできてよかったのかなと思っています。赤丸の部分は古道のなかで一番水が修正するエリアですが、2か月で再び落ち葉が集積し凹がなくなりました。もちろん引き続き大雨の後は土が流れてしまう場所もたくさんありますが、何とか水を切らずにトレイルを維持できるようになってきました。日頃からお手伝いして頂いている皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
先日正式に地域と使用の承諾を交わさせていただいたので、本日トレイルの入り口に看板を設置させて頂きました。いわゆるホワイトなトレイルへのスタートですね。日本の山でトレイルをホワイトにするのは非常に難しいです。でもたくさんの方の尽力のおかげでカタチになりました。でもいつダメになってしまうかもわかりません。
マウンテンバイク、ハイク、トレイルランと山でのスポーツは多様ですがルールがないからトラブルになるのも事実で、だからこそ最低限のルールと最大限のモラルが必要だと考えます。この古道は基本地域に迷惑をかけないことが一番のルールで、難しいことはありません。今後梅雨が開けましたら要望もいただいているのでオープンスタンスで定期的に整備会を行っていきたいと思っています。
次の世代にフィールドを残せるアクションとして、今現在細々と活動を継続していますが、この古道再生プロジェクトがスタートし視える化できたことでいろんなものが派生出来たのは事実。マイナスからスタートしたプロジェクトだからこそ思い入れも人一倍ですが、運用方法につきましてはまだ決めかねていて、維持していくのも大変ですが、このトレイルは今東郷ケッターパークや新たに造成するコースでマウンテンバイクに乗って、興味を持ってくれたキッズが大きくなりここでファミリーが楽しくそうに走る姿を想像して無理なく楽しみながらやっています。
夢はやっぱり新城市の人口をスポーツで増やすことかな。それにはやはりこの活動を継続していくことが一番の近道だと思っています。なかなか大変な道のりですがやはりサイクリストの方々のご理解が必要となりますのでよろしくお願い致します。