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活動の延長線上に
なぜ僕が今新城市で活動をしているのか。自身のレース活動をしながらレースイベントに携わるようになって今年で10周年を迎えます。
国内トップカテゴリーのレースからローカルレースまで自身も最前線で走り、たくさんの全国のライダーとコミュニケーションを取り様々な経験をしてきました。スポーツバイクは生涯スポーツでレジャーだと考える僕は乗ることを辞めるという選択肢はありませんでしたがこの10年で辞めてしまう人も本当にたくさん見てきました。辞める理由はそれぞれありますが、特にキッズ、ジュニアカテゴリーのライダーが自転車から完全に降りてしまうのは、競技以外に日常からスポーツバイクで遊べる環境が少ないというのが要因であると思います。近年全国各地で専用パークができ始めていますがやはり子供達が安全に楽しめる施設はまだまだ足りない。マイナースポーツである自転車競技を発展させるにはまずスポーツバイクが日常にあることから。
この10年で東海のローカルの環境も整いはじめ、東海出身のヒーローも生れ家族が増えたり生活環境が変わっても辞めないサイクリストも増えてきましたがやはりこれから始める方や子供達にとってはレースという環境は非常にハードルが高いものだし本来、専用パークなど身近に遊び場所があってのレースだと思うので10年の活動のなかでまだそこまで到達はできませんでした。
そんななか昨日は四か月ぶりに自身が主宰する自転車イベントを再開することができました。親子で楽しむをコンセプトに2019年からスタートしたDIRT TIME TRIALですが国内トップのプロロードレーサー中根君も家族で参加してくれるなど親子での参加も多く、少しずつ僕のイメージがカタチになっています。子供達の笑顔や真剣に乗るシーンを見るとやってきてよかったと思います。
急がば廻れ。10年の経験のなかでイベントではこういう風景が見られるようになりましたがさらに日常からそれを体現するには『じてんしゃのまち』を掲げる新城市と今の環境ならきっとできるのではないかと思います。KEEP RIDING!!
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