古道整備の状況
いつもお世話になっている新城市の地域の古道に設置された獣害の柵が破損したので、補修させて頂きました。近年獣害の被害は拡大しているので、柵は非常に重要です。
昨日のライドで確認したので補修前に連絡させて頂きましたが、僕の活動も見てくれていて忙しいだろうからやらなくていいよ、と逆に気を遣ってもらいましたが、近年の水害でなかなか古道の整備は出来ない状態なので、地域とのコミュニケーションもとれるし、マウンテンバイカーとして少しでもお役に立てたら、と考えています。
毎年の水害で、単に古道を整備しても、いたちごっこの状態が近年続いているので、遊ぶための古道整備はお休みさせて頂いています。僕が活動させてもらっている山もここ数年で水害の影響で、自然に戻りつつあり、雨が降れば山は毎年破壊され、動物達が縦横無尽に走り回り、動物本来の姿をよく見ます。自然の前では人間は無力である。水害だけでなく、この地に地震が来たら?!
古道整備をしてホワイトなトレイルでマウンテンバイクが楽しめるようになり、生粋のローカルライダーも増えた。そして古道の麓には東郷ケッターパークに次ぐ、キッズが楽しめるバイクパークを造成させてもらい、これから!というときに相次ぐ水害で振出しに戻った状態にありますが、僕がマウンテンバイクのフィールド整備をさせて頂くきっかけをもらった地域なので、決してネガティブなマインドではなく、引き続き諦めず活動を続けて、この地域から新城の自然が大好きな子が生まれるような活動をしていきたい。
20代、30代は何も考えず自分が楽しめたらいいと思い、マウンテンバイクを楽しんでいましたが、子供が生まれ今の活動と原点となるイベント企画・運営をはじめ、初心の気持ちを忘れずに続けていたらナチュラルに今の活動に辿り着いた。趣味の範囲を超え、仕事としてやっているので大変なことのが多いけど、息子を同じ趣味にハマらせてしまった責任もあるし、やっぱり次の世代のキッズ達がキラキラした目でマウンテンバイク乗る姿を見るとね。
東海シクロクロスのオーガナイザー業務もマウンテンバイクの普及を目的とした手段と考えたら、各行政に自分達のこともいっしょにアピールできるし、フィールドが増える可能性があると考えると頑張れる一つの要因だったりします。
今現在は軌道修正し、既存のマウンテンバイクを楽しむ方は、他にもたくさん走る場所があるので、そこで楽しんでもらうとして、僕の活動を通して山やアウトドアスポーツに興味を持ってくれるような方が増えるよう様々な取組みをしています。急がば回れ、ではないど近道はないので、山に関心を持ってくれる人が増えたら、きっと今の状況も変わるはず。
KEEP RIDING!!