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自主性を育む
柔道の全国大会がなくなるのが話題になっていますね。僕自身も小学生から高校までバスケットボールを部活でやっていましたが楽しいより辛いのが強くその後は観ることすら辞めてしまいました。
そのあと大学生時代に出会ったサーフィンやスノーボードやスケートボードやマウンテンバイクはファッション性も自由度も高くその魅力にハマりました。どちらかというと仕事柄も含めてファッションとしてのウエイトのが高かったのを記憶しています。そして、そのなかの一つのマウンテンバイクというスポーツにのめり込みました。何で、っていうと答えるのが難しいくらいフィーリングが合ったというか、20代、30代の前半は競技という側面よりアクティビティやファッションとしてライフスタイルのなかにいつもある、そんな感じでした。
そしてひょんなことから30代後半に競技としてマウンテンバイクやシクロクロスやロードレースなどトップカテゴリーで真剣に取り組みました。遅咲きですが日本一を獲るなどできました。しかし競技というのは常に高い意識のなかでトレーニングをして、機材はもちろん、エントリー費や遠征費などたくさんのお金を使い、ある種特殊な価値を求めます。生活環境の変化、家庭環境の変化。人間には常に変化があります。そんななかで辞めてしまう人もたくさん見てきましたが僕自身も子供が大きくなるにつれて、一人で自分が楽しむ、より家族と楽しむ時間に重きを置くようになり少しずつ全国への遠征を潔く辞めてローカルの活動に力を入れるなど今に至ります。好きだからこそ永く続けるを選択しています。
競技で学んだことは『チャレンジしないと見れないものがある』。過去のリザルトなんかは大した価値もなく、まさに今その経験があるからこそ見えない何かに対してチャレンジができているのではないかと思います。スポーツにはそんな魅力があると思っていますし、僕の子供もきっと僕の背中を見てスポーツを楽しんでくれていると思っています。
まさにGONZO PARK CRITERIUMや新城での取り組みや自分の子育てはこれを実践しています。オーガナイザーを務める東海シクロクロスが県大会としたら、それより下の下のものが必要だし、さらには自転車においてはまず日常で子供達が楽しめるフィールドが必要です。
少しずつですがカタチになっていますが個での限界は感じるのでそろそろ面で取り組んでいかないといけないですね。競技はスポーツを楽しむという側面で考えると、多くのなかの一つであると思います。
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