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イベントを手段として考える


iRC TIREでお馴染み井上ゴム工業株式会社様が特別協賛して下さり、2016年から新城市で開催されている東海シクロクロス iRC TIRE CUP。

ふれあいパークほうらいから2021年オープンした東郷ケッターパークに場所を変え、3年目の開催となります。シクロクロス競技も過渡期を迎えて、確実の次世代も育っているし、クラブチームもスタートし、レースに参加するローカルキッズも出てきた。長年にわたり東海シクロクロス 新城ラウンドを支えて下さっている井上ゴム工業株式会社様には感謝しかない。ありがとうございます。


次世代に繋げる

このまま惰性でいけば何とかなるかもしれないけど、この競技をメジャーにするにはやはり、たくさんの人に観てもらえる環境を作り、これから始める人に対して魅力的なスポーツにしていかないといけない。

なぜ90年代、00年代にあれだけ盛り上がったマウンテンバイクが衰退したのか。今盛り上がるグラベルバイクシーンの行末。イベント運営からレーサー、メーカーとしてスポンサードもしたりと様々な経験をしてきたなかでのトライ&エラー。その経験からいかにイベントから昇華し日常に落とし込めるか。

とても困難なチャレンジではあったけど、たくさんのサポートと運にも恵まれ、少しずつ成果も出ています。何より一番体感できるのは新城市で活動するうえで、マウンテンバイクというアクティビティの説明を事細かくしなくてもよくなったことかな。それだけ東郷ケッターパークの情報が共有・拡散できているということだとポジティブに考えています。

この夏も豪雨や台風によってこのエリアも大きな被害を受けています。原生林のなかにある東郷ケッターパークも少なからず影響を受けているので、惰性でいえばこのままでもいいかもしれませんが、これからははじめる人、キッズ達が少しでも快適にレースを楽しめるよう整備をしています。

森の利活用が各地で議題に上がるなかで、改めてこの山のポテンシャル、災害への強さを感じるし、手前味噌ですが、ローカルによっていい活用がされているのではないかと思っています。自転車をキッカケに少しでも森林の課題に興味を持ってもらえたらと考えています。

自転車競技をはじめるのは他のスポーツと比べると少しハードルが高いですが、ビギナー、ファミリー向けの常設マウンテンバイクフィールド『東郷ケッターパーク』での競技ならチャレンジしやすいと思います。

iRC TIRE CUPはシクロクロス競技ですが、初参加ならマウンテンバイクでも参加できます。前日のレーシングスクールにて初めてのレースのサポートをさせて頂きますので、ぜひこの機会に非日常な体験をしてみて下さい!またレース復活してみたいな!という方もぜひ!!

東海シクロクロス第3戦 iRC TIRE CUPのエントリー締切は11/24まで!


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