屋根の色は自分で決める
自粛期間が長引き、街に出ればいつもと変わらないくらいの人で溢れた風景。
最寄り駅からすこし歩いた駅。違和感をかき消すようにひとりイヤフォンをつけ足早に歩く週末。
わたしは自粛になってから誰にも会ってないし、電車も乗っていない。
仕事もずっと在宅。
そんな生活が2ヶ月半。
今日はだいすきな音楽フェスが1日配信ライブをしてくれた。
ひとり、近所の夜の公園のベンチで
缶ビール片手にこっそり配信ライブを見た。
気づけば涙が溢れていた。
彼女のありのままの心をさらけだすような様が美しく力強い。
音楽は、本当にわたしの人生の生きるすべで、
いつも純粋な真っ白な方向に正してくれるきがしてる。汚い価値観で生きづらい世界で、ぐちゃぐちゃに真っ黒に汚れた心を洗濯してくれる。
わたしの信じてる世界はこれなんだ。
父と母も音楽がすきだったな。
赤ちゃんの頃、山中湖の野外フェスに連れて行ったといっていた。
一般論から外れた驚くような変わったことする両親だった。
3つ子の魂百まで、じゃないけど、
その頃からわたしの音楽愛は始まっていたのかもしれない。
屋根の色は自分で決める
涙はひとりの帰り道でも溢れる
でも真っ直ぐまじめに素直に強く優しく
生きるしかないんだ、
何年歳を重ねてもずっと生きづらい
でも生きていくしかない
雨の夜 今日もだいすきな音楽をきく。
ひとりぼっちだ。
涙が溢れる
でも、自分で決める