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11月9日(水)

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『Kの昇天』を読みました。

作者は以前紹介した『檸檬』と同じ梶井基次郎。
副題は『―—或いはKの溺死』

お話はタイトルにある出来事を手紙で知らされたことから始まります。
Kと知り合って過ごした一か月間を基に、主人公が原因を解釈していくというもの、、で合ってるのかな。。

溺死と言えば何だかシリアスな感じが受けられますが、ここではそれが昇天として捉えられています。
幻想的でゆらゆらしています。

ちゃんと読み込めば深い考察ができる部分があるらしいんですが、何も考えずに読んで、なんかきれいだなあと感じられるだけでも満足です。

早いと20分あれば読めちゃうのでぜひ。月夜の海岸が見えちゃうかもしれません。

というわけで繊務から本を頂きました。


繊務曰くシドニーシェルダンは読みやすくて面白いとの事です。
この本の他にも工場に残っている数十冊ほどの塊も持って帰っていいらしい。。

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