檸檬の爆弾

10月25日(火)

織機立ち上げ
見回り
ワインダー
縞卸し
縞畳み

少し前の記事で読書の話をしていたのですが、電子書籍リーダーを引っ張り出したその後、梶井基次郎の『檸檬』という小説を読みました。


この檸檬、高校の現代文でもよく扱われているらしいですね。
通りで短くて読みやすかったわけだ。

大まかなあらすじは浮かない調子の主人公がお気に入りの八百屋さんで見つけたレモンを手に取るとあら不思議、気持ちがウキウキしちゃったというお話。

簡単といえば簡単な内容なのですが、それが美しい文章で書かれているところにぐっときます。萌。

特に主人公がかつて好きだったものを説明する部分では、『びいどろ』とか『琥珀色や翡翠色の香水壜(こうすいびん)』とか『一等良い鉛筆を一本買う』とか、心地いい響きの言葉や文章がたくさん出てきます。

さて、話は逸れますが今朝は虹を見ました。

朝のゴミ出し面倒だなあ、と振り返った先にアパートを跨ぐようにできた大きくて立派な虹。

今日はいい日なのかもしれない、、、

寝起きで持ち上がり切らない気持ちがパッと明るくなった朝の時間でした。

檸檬の主人公ように考えてみると、この虹が地面に刺さって、兵庫県に取っ手が出来て、そのまま掴んで遠くに放り投げられてしまったらおもしろいのになあ。でしょうか。いや、あんまりだな。

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